どうも皆様おはようございます。
万太郎です。
事務所に戻ると専務が奥の方でいじけている、ように見える。
この間のことで社長に怒られたのかもしれない。
かわいそうなので声をかけてみた。
くーんくーん(おいおい、こないだ大変だったぞ、社長に呼ばれてるのに散歩つれていきやがって、あのあと社長のところいったら、3時間無口なんだから。仕方ないから一人でしゃべったよ3時間。そのあとも…)
元気そうで何よりだった。
いやでも、専務だって散歩って言った途端ノリノリだったじゃないですか。
くーくー(いやそれはお前、「散歩は飯より好き」とかって言葉もあるだろ、散歩持ち出したら仕方ないってもんよ。)
それで、それはなんですか?
くーん(これな、好きそうだと思って買ってきたんだよ。ジョージーズな。こういうの好きだろ。)
植物は好きは好きなんですが、商品を勧める的なことはあまり得意でなく・・・
くーくー(大丈夫だよ、別に誰も買わないから。そう言うんじゃなくてよ、ほら、あれだよ、ネタ、ないんだろ?)
私は図星を指されて天を仰ぎ見た。
確かにそうだ。
土日雨だったり、梅雨になんか入ったら、世間は雨季だが私の心は大干ばつになる。
雨季のネタはいったいどうしたら…。
ワン(俺と遊ぶんだ。若洲付近でな。)
え、専務と?なぜ?
くーんくーん(だって、このブログは若洲専務悦隊だろ。)
だじゃれ…か。
私は目を瞑って点を仰ぎ見た。
専務には努力賞のボーロをあげた。
※こんなんでも釣ブログ。
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第四回
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海老子はとてもよくできた妻だ。家事は掃除、洗濯、料理と一通りできるし、僕の話にも上手く合わせてくれるし、聞き上手で、何か困ったことがあったら的確なアドバイスができる聡明さも持ち合わせていた。その頭の良さからか、ずばり、なのかぎくりなのかすごく鋭い指摘をすることもある。外見も嫌味のない誰からも好かれそうなきれいな顔立ちである。彼女を裏切るつもりはないけれど、海老美は取引先の相手だ。そして自分の記憶について困っている。幼なじみということもあるし、助けるのは問題ないだろう。そういう意識もあり、僕は海老美と合うのはできるだけ仕事で合う必要になったときだけ、プライベートには支障をきたさないように決めた。ただ、やはり鋭いのだ。「最近いいことあった?会社に可愛い子が入ってきたとか。」と聞かれ、ぎくりとするも、そんな事ないよ、取引が少しうまくいき始めただけさ、と、嘘ではない回答をしておいた。海老子はいたずらっぽい顔をして、すぐに笑顔に戻った。
海老美と会合を重ねていると気づいたことがいくつかあった。
いつか続く
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