どうも皆様おはようございます。
万太郎です。
ギマにやられたことについては 以前 書いたが、その後、釣りに行くたびにこいつが現れる。
釣りを始めたばかりの私としてはかなりの衝撃であったのだが、釣り人にとっては昔から夏の釣り場のメジャー魚といえばギマだったのであろう。
2016年 7月 16日
2016年 7月 18日
2016年 8月 6日
2016年 8月 7日
2016年 8月 12日
釣行に行ったこの日程でギマが釣れている。
ギマのみである。
本当はそれぞれの日程についての釣行の詳細について触れたいが、今回はギマの話なので見送ろう。
購入した文献にもギマの記載は一切ない。
アジだのイワシだのと参考文献にはメジャーどころの魚ばかり載っているが、ギマこそ記載すべき魚であろう。
ギマ料理について。
ギマ料理と聞くと、気の利いた北欧料理であったり、アンデスの料理をイメージするような気もするが、あいつである。
ギマはあまり食用にされず、とあったり、特徴的な角のせいで陸上で立掛けて写真を撮ったりなどされているようであるが、私からするともってのほかである。
西の方では食用にされ、お店でもしっかり売られているという話だ。
もし、海老やイソメが被害にあい、その代償としてギマの陸上を許したのであれば、しっかり調理の上食し、供養をあげていただきたい。
魚への理解がなかった私は 最初にギマの上陸を許した時には、その角に恐れおののき、挙句の果てに指などを刺してしまった際には、下手したら死んでしまうなどと余計な心配をしていたものである。
そして、ヌメヌメとした粘液を出し、皮がザラザラして固く包丁の刃ごときでは読んで字のごとく歯(刃)が立たない。
魚を3枚におろす方法すら知らなかった私であるが、インターネッツを駆使し、ギマの捌き方、カワハギのさばき方などを参考にし何とかやってみた。
皮のむき方についてはカワハギと同じ要領でできるが、ギマの場合は軍手があると尚良い。
軍手なしの処理は下手をすると指紋がなくなる。
皮をはぎ、内臓さえとってしまえば、などと思っていたが、当たり前だが、キモ、白子のようなものがを確認することができ、自分の無知を恥じいたこともあった。
捌いた方はわかると思うが、見事なキモをお持ちなのだ。
キモも白子もおっかなびっくり、家族には心配されながら調理をし口に入れてみたものだが、コーヒーは苦ければよし、お酒はアルコールが入っていればよしの馬鹿舌の私にしてみれば、アンコウの肝も、カワハギの肝も、ギマの肝もそう変わったものではなく、酒のつまみにもいける、というか欲しいくらいのものであった。
キモを炙って、身と一緒に寿司にするお店もあるらしい。
インターネッツで出てくるギマは臭い臭いと言われてはいるが、確かに臭い個体もいる。
だがそれは東京湾で取れる魚は総じて臭い個体がいるのだと思っている。
そして、色身が悪い。
濁ったような色をしているばっかりに、やはり色身が悪いとどうしてもまずそうに見え、また、まずそうに見えてしまうものはまずく感じてしまうものだ。
とにもかくにも、釣れたらすぐに締める事だ。
臭いやつは何をしても臭いが、大抵の魚は釣れたらすぐに〆ることで匂いは抑えられる。
ギマにやられた方は、嫌がらずぜひ一度調理することをお勧めする。
塩焼き
刺身
上記の通り、調理に慣れているわけではないので自慢できるようなものではないが、特に揚げてしまえばみな似たようなものだ。
この記事は、キスが現れないのはギマのせいだ、リリースなんてしないでね、という類のものでは決してない。
キス釣りてえ。
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