2017年4月21日金曜日

ドッコイショ、サテ。

万太郎カラモラッタメモ用紙ヲ、パソコンデ、アケテミマショウ。

カチカチ、カチ、カチ、ターン。





ン、ナンーダコレ?



不定期連載恋愛携帯海老SF小説
第六回
海老美のことでもう一つ気づいた、と言うか教えてもらった不思議なことは、海老美は近くにいる人の感情がわかるという。不思議なことだが、相手が怒っているとか、うれしいとか、楽しいとか、そういう感情がわかるらしい。たまにわからない人もいるらしいが、ごく稀で、ほとんどの人は近くにいるとなんとなくわかるのだそうだ。だとすると、僕が好意を持っていることも、ばれているのだろうか。海老子の手前もあるし、あえてそれは口に出さずにいた。非日常的なこんな関係が気に入ってたし、口に出して確認などしてしまったら何かが壊れてしまいそうで。今の不動産案件の視察として、実家の、出会った頃の場所に一度行ってみないかと、提案してみた。海老美はとても喜んでくれた。僕の心は海老美に惹かれていた。

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