2026年2月2日月曜日

出動 チンアナゴの浮き

 皆様おはようございます。

万太郎です。


チンアナゴとはなんなのか、浮きとは何なのかを突き詰めて考えた。


チンアナゴに寄せれば浮きとして認識しづらくなる、浮きに寄せればチンアナゴとして認識しづらくなる。


とすると、答えは簡単だ。


浮きとして、というのであればお店で売っている浮きの方が機能的であろう。


しかし、誰もこの場所にそんなものは求めていないのだ。


チンアナゴに寄せる以外に答えなどない。


というただ一つの答えが出た。


早速試作品を持って若洲だ、と思うも、本日もやんごとなき理由で荒川へ。



今日は快晴、風もない。


川面は荒ぶることもなく、鏡面のようだ。


鏡面といっても、荒川だ。


均一にきれいにぺったりと泥を塗ったような、淀みのある色をした鏡面である。


撮影釣り日和。


こんな日に釣りをしたければ、恐らくみな、海に行くであろう。


誰もいない川岸を自転車で走り、適当な場所に釣り座を作る。


いままではあまり作ったことのない連浮きの仕掛けを作る。


連浮きはロマンがある。


見ているだけで落ち着く浮きが2個3個と水面に並ぶのだ。


浮き好きには堪らないものだ。


欠点はどうしても固定浮きになってしまい、浮き下が竿の長さより取れなくなってしまう事だ。


要するに深棚が狙えないのだ。


若洲の人口磯に磯竿以上の深い底などない、のかもしれない、が、これはこれで認識すべきであろう。


そんなことを考えながら仕掛けを作り、まずはチンアナゴを仕掛けと共に投げ入れる・・・。


速い。


流れがとても速い。


この鏡面のような、たまにゴミが浮かんでいる、のっぺりときれいな川面だが、かなりの速度で流れている。


これは想定外だ。


そして、風もないので、浮きがキョロキョロとせずに、一点をまっすぐに見つめている。


また、川に浮き沈みもないので、軽い波のような上下の動きもない。


動きがいまいちつまらないので、連浮きにしてみたり、小さいのを混ぜてみたりするものの面白みに欠ける。

一通り試したものの、このチンアナゴの浮き自体の今後を、この川の鏡面のように映し出されているような気がした。


風も雲もないきれいな青空と、のっぺりとした鏡面のような川面との間で、チンアナゴは私と目を合わせたまま、速い流れに身を任せ、流れに引きずられて徐々に沈んでいった。


納竿。

2026年1月27日火曜日

荒川 これぞチンアナゴの浮き

 皆様おはようございます。

万太郎です。


細長く、海底からミミズのような形状でふよふよと伸びている生き物といえば、チンアナゴであろう。

これと比べると、橙色の縞模様のモノはニシキアナゴといい、世の中としてはチンアナゴ、の方が知名度が高いと言える。



が、これは「浮き」の世界に至っては、ニシキアナゴよく見える、チンアナゴよく見えない、という常識があり、視認性ではニシキアナゴに軍配がある。


そして今回は、様々な模様のチンアナゴによる海面での見え方を検証する、という事になった。


今日はとても風が強い日で、釣りには全く向かない、どころかこんな日に海の近くへ行くのは危険であろう、という日だ。


となると、近くの荒川で有り、また、風が強いという事は川に流れもあり、厳しい状況での浮き、としてのキャパシティーを見る上では絶好、という事になるであろう。


4本並べてみたのだが、写真の撮り方がまずかったのか、何か陰気な、まるで刑務所のような画像になってしまった。


使いどころ、見どころ、を検討されているような処遇であるので、この子たちもあまりいい思いはしていないのは間違いのない事実であろう。


さっそく、荒川に立ち、一本目の準備をする。

白と黒だ。


近くで見る分には悪くはない。

そしてこの白と黒の斑点こそ、ザ・チンアナゴ、といえる。

のだが、やはり遠目で見てしまうと…、視認性が落ちる。



少し目を離した後、すぐに視認できるかというと、もう少し何かありそう、ということになる。


しかし、他の色に比べ、チンアナゴ感は随一だ。

というか、他の色に変えた時点でチンアナゴ感が薄れる。



次の、オレンジと黒と黄色に斑点を着色したものだ。


黒の斑点を残しつつも、オレンジの斑点を一部取り入れ、チンアナゴ感と浮き感の両方を得ようとする、新感覚チンアナゴ浮き、となる。

画像で見ると、錦鯉のようにも見える。

これぞ、ニシキアナゴより、ニシキなチンアナゴ、という事になる。



オレンジが弱めだからであろうか、動画だと黒の方が目立っているように見えるが遠目になると、黒はほぼ見えなくなる。

個人的には、この黒オレンジ黄色、といった色とりどりな斑点模様が艶やかでよい、と思っていたが、チンアナゴとしても錦鯉、浮きとしても色は認識できず、となかなか手厳しい気持ちになってきている。



そして次に斑点をオレンジに変えたものだ。


これこそ、浮き版チンアナゴ、と言いたいところではあるものの、黒がオレンジになっただけなのになぜだろう、チンアナゴ感がなくなる。


そこで私は考える。

赤いキリンはキリンといえるだろうか。赤い水はもはや水とは言わないだろう。


そういうことか。

もはやオレンジ色のそれはチンアナゴではなく、チンアナゴでない何かなのかもしれない。

私がうちではこれがチンアナゴ、といったところで、誰も納得はしないのだろう。

誰も認識しないものは、もはやそこに存在しないの事と同義である。


その後、残りのチンアナゴではない、なにかの「浮き」を川に浮かべてみたものの、やはりそれはいつまでたっても、チンアナゴにはならないのだ。


そしてさらに考える。

求める先はチンアナゴなのだろうか、「浮き」なのだろうか。

そもそも、チンアナゴはアナゴではなく、ウナギの仲間らしい。

この事実を知ってしまうと、さらにアナゴなのか「浮き」なのかウナギなのか、という命題も加わってくる。


朝から強かった風がさらに強くなりすぎて、水面で斜めになった浮きがまるで我々の思考に対して首をかしげるかのように浮かび上がっていた。


納竿。



で、よ?

2026年1月16日金曜日

根付の浮き

 どうも皆さまおはようございます。

万太郎です。


根付の浮き、を作成したとの報告があった。


趣味をお持ちの方はその趣味に付随する器材、身に着けるもの等々についてはある程度のこだわり、をお持ちの方は多いであろう。


球技とあってはボールやグローブやバット、スパイクなど。

車や自転車、読書、楽器。


趣味なのだから当然と言ってよいと思う。


だが、釣りの世界ではどうだろう。


扱う器材の種類は趣味と名の付くものの中で一番多いのではなかろうか。


そんな釣りに付随する器材の根付、ストラップ、キーホルダーといったものとなるとあまり見ない気がする。


最近でこそルアーのストラップを見かけるようになったものの、その他でのその類のものを見かけることは稀だ。


どんな趣味でもそうだが、それを趣味としてもっているとそのことばかり考えてしまうのはしかるべきだ。


その関わりのある機材など、いつでもミニチュアにして身の回りに置いておきたい、と思うのが人の子であろう。


という意味合いがあるのかないのかわからないが、浮きの根付、ということだ。


棒浮き、という性質柄、トップがあり、ボディがあり、足があり、足にはカンが付けられている。

もうこの時点で根付、ストラップに出来る要素が備わっている。


欠点といえば、カンにストラップ紐を通してぶら下げた所、ニシキアナゴが逆様になってしまう事だ。


浮きとして利用する以上、致し方ない部分、ではあるだろう。


なんにせよ、キーホルダーとして所有しつつ、浮きとして利用できるのはなかなか面白いのではなかろうか。


紙コップサイズのものがあればすぐにデモンストレーションができる(水を飲むコップを使うのはやや危険)。


よし、では、さっそく実釣と行かねばなるまい。


さて、釣りに行こう。


というわけで、若洲海浜公園へ、と行きたかったわけだが、今回も川。


釣り場へ向かう途中、外国の方が固定した棒にラインをくくりつけた置き釣り?をしていた。


かなり広範囲に棒が設置されていたが、こうなるとほぼ先住民だ。


彼らの邪魔をしないよう釣り座を構える。


単体でポケット浮きを試してみたところ、B相当、とはいえ、針にイソメをくくっただけの仕掛けが半分沈んでいる。


これは動画にならぬ。


ということで、連浮きを試してみる。

2段浮きを試してみた所、こちらでもまた浮力が足りず、イソメに引きずられ、小さいほうのアナゴ浮きは数センチ沈んでいる。

本来の利用方法としてはこれで良いのかもしれない。

視認性はよいからだ。

どちらに仕掛けが流れているか、また、仕掛けが少しでも動いた時にポケット浮きが沈め浮きの要領で、わかりやすい挙動をしてくれる。

だが、アナゴ浮き、というからには顔を出してもらわねばなるまい


というわけで、3連浮き。

これはなかなか良いのではないか。

見栄え良く並んでいる。

浮きの浮力というのはなかなか難しいものだ。

そのもの単体で浮力があったとしても、竿側のほうからの引っ張りも加わると浮き下の仕掛けの重さのみを考えるだけでは思ったような結果が出ないものだ。

というわけで、こんなところでどうだろう。

調子に乗って作ってみた動画などもあるようだが、もしご興味があれば。







次回こそ、若洲へ行きたい。


2026年1月13日火曜日

荒川 浮かべの試し

皆様、おはようございます。

万太郎です。


何本かの棒浮きに着いて感想が欲しい、と依頼があった。


具体的には視認性について、との事だ。

私も以前よりおかしな浮きを試用してみたりはしているが、この類、中々面白いものだ。

手元で目立つモノも海面、海中だとまた事情が色々と変わるものなのだろう。

本来の私の釣業であれば、若洲へ、ということになるのだろうが、今のやんごとなき理由から本日はまた川へということになった。

数本の浮きを持って、いざ。


現場である。



早速チンアナゴの浮き(白)をライン、仕掛けに繋ぎ投げ入れてみる。

見えぬ。

いや、画像だとまあそれなりに見えるのだが視認性はよろしくない。

そう、白は浮きとしては見えぬ、のだ。

そもそも当たり前であるが発光しているものではないので、陽の光がなければ見えぬものである。

だが、陽の光があるともちろん海面、川面もその陽の光を反射することになる。

この陽の光の反射が問題なのだろう。

光の反射が白く見えるのだ。

この海面のつやつやした白色がいよいよチンアナゴの白を迷彩化するのだと思う。

見えぬ。


これを踏まえて、もう一本の浮きに取り替えてみる。

チンアナゴの浮き(黄)だ。
これは案外良い。

が、チンアナゴの色が黄色、となるとどうだろう。

これはキリン(次回作成予定)柄、もしくは虎柄(作成予定無し)に見えてしまう。

チンアナゴでないのだ。

これもダメだ。


そして、チンアナゴとして、と浮きとして、を両立させた一部黄色を踏まえたチンアナゴの浮き、である。


これは・・、黄色が見えぬ。

黄色は浮きの色としてはよく使われているはずだが、白とでは相性があまり良くないのかもしれない。

これも…ダメ。



比較として、ニシキアナゴの浮きを投げ入れてみる。


うむ。

オレンジ強し。

ここでの黄色は蛍光色でなく、オレンジは蛍光色を使用している、という差異はある、がそれにしてもオレンジが強い。

チンアナゴ感を残しつつ、浮きとしてもしっかり見えなければいけない。

要再検討だ。

2025年12月30日火曜日

後方広報釣法

皆様おはようございます。
万太郎です。

久々の投稿になる。
ほぼ2年振りだ。

久々すぎて自分を失っている、まである。

ということで、社長に呼ばれる。

失礼します、と社長室を訪れる。

なにか置いてある。

これは、ウキ?

にゃーと言いながらうろうろしていて、要領を得ない。

カリカリを与えてみると、むしゃむしゃと食べ始めた。
ただ、腹減ってうろうろしてただけか、思ったりもしたが、違う。

「なんか最近暇そうじゃね?そんな暇あったらこのウキを使って、ちょっと広報の真似事みたいなのしてみたらいいんじゃね?っていうか、釣り行け。」、と言っているようである。

なるほど、いや、しかし、今まで培ってきたエビ、イソメの護衛は…、いや、もうこんな面倒なゆうこりんのようなネタは辞めてしまえ、という事だろう。

そう、魚は釣りたい! そしてこのウキを使う! そして釣れるか釣れないかと言ったら
釣れない! 万太郎、この先は社長命令でこれでいくのだ…。

というわけで、来年、2026年1月より、新たな復命を胸に。

後方広報釣法を編み出していく所存である。



よし、釣りに行こう!


という事で、釣りだ。

私といえば若洲海浜公園だ。

かなり久しぶりの釣業だ。

やんごとなき理由で釣りは1年ほど行けていなかった。飽きたなんだとそんな理由ではない。釣りは行きたかったが…やんごとなき理由だ。

しかし、大手を振って釣りに行けるしっかりとした理由ができたのだ。

よし、この時期は一切釣れないのだが、浮きを浮かべに、だ。

ワクワクしながらイソメを購入、準備をすすめいざ当日…、車がない!

妻がいつの間にか乗っていったらしい…。

ぐぬぬ…しかしこれで今のこの気持ちは抑えられない。


荒川だ!

というわけで、とりあえず浮きを浮かべに、だ。

久々に釣竿にLINEを通し、仕掛けを作り、イソメをかけ、竿を振る。

いい感じだ。

今回は5B相当の浮きを使っているが、ガン玉等の調整をほぼしてないので、ヘッドがかなり出ているが、今回は浮きを浮かべているだけだ。

これで良い。

15mか20mほど仕掛けを投げてみたが、浮きもやや重量感があり、しっかり思ったところに投げられ、そして大事なところだが、視認性は抜群だ。

ニシキアナゴがキョロキョロしていて見てて飽きないし、このまま何も釣れなかったとしても良いのでは、とさえ思わされる、いい動きだ。

動画はこちら。

10m程の遠投で



まあ、川だし釣れないのだが…。

いい浮き!

次は海!

今回の後方広報釣法はここまで!