2017年4月1日土曜日

U S O believe me

どうも皆様おはようございます。
万太郎です。



 4月1日はエイプリルフールである。

嘘をついてもよいといわれるアレである。

当ブログでも参加しようといろいろ考えてみる。


若洲で3メートルのマグロ、

私の海老被害200匹、

ブログの閉鎖、

実は社長が猫で専務が犬 ・・・

うーん。





 手の込んだものは面白いと思うが、所詮字面だけのブログで面白い嘘をつくというのはとても難易度が高い。

嘘と言っても、インターネッツの世界は基本的に投げっぱなしになりフォローのできない世界なので、嘘とわかる嘘でないといけない。

このブログを閉鎖します、などという嘘は読者様にふーん、と思われてしまうだけだ。

突拍子がなさ過ぎても良くない。

嘘とは格も難しいものか。





 そもそも、私に嘘をつく、という事が向いていないのかもしれないな。


そう結論を出し、海老被害200匹を出して若洲で釣れた3メートルのマグロを横目に見ながら、傍にいた猫と犬を撫で付け、デスクのコンピューターに「ブログの閉鎖」と打ち込んだ。




不定期連載恋愛携帯海老SF小説
第三回
学生の頃、部活で頭を打った友達が一時的にその試合の内容を覚えていない、軽い脳震とうには遭遇したことがあるが、こんな長いスパンでの記憶障害を目にするのは初めてだ。本当にあるんだな。何から切り出したものだか。その当時の学校のことや、友達、先生、イベントごとなどについて話してみたが、やはり記憶にないらしい。昔の事は海老美も気になっているだろう。今後の取引のこともあるし、しばしば合ってみないかと提案すると、海老美はとてもうれしそうに頷いた。その後、海老美は今の会社の話、海老田という嫌な上司の話や、最近の趣味やテレビ、友達のことなど他愛もないことについて、楽しそうに話した。海老男は、特に聞かれなかったし、自分から言うことでもないので海老子と結婚していることについては言わずにいた。海老美との時間はあっという間に過ぎてしまった。
ちょっとした罪悪感とともに家に着くと、海老子がリビングで待っていた。
「遅かったのね。」

続く

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