この辺りで、私が初めて若洲海浜公園とコンタクトをした時のことを記載したい。
どうも皆様おはようございます。
どうも皆様おはようございます。
万太郎です。
あれは2016年6月18日。
若洲海浜公園という名前は知っていたが、まだその現場のことを何も知らなかった頃のこと。
釣り場という釣り場を一切知らない私は場数を踏む為に図書から得た知識を元に様々な釣り場を回っていた。
若洲海浜公園か。
さっそく、車のナビに入れてみる。
ナビにでない、だと?
図書で得た知識によると広い公園のようなので近くまで行けばなんとなくわかるであろう。
若洲海浜公園に近いであろう施設をナビにいれ車を走らせる。
この辺か・・・。
若洲海浜公園の看板が見えた。
駐車場に入り、車を止める。
この釣場は…ゴルフ場?
海と思われる方向に歩いていく。
よし、海が見えた…釣禁止。
なん…だと?
遥か彼方まで公園は続いているが、その遥か彼方までフェンスが続き、遥か彼方まで釣禁止とあり、右手にはゴルフコースが連なっている。
どこまで続くのだ、これは。
釣具を担いで道なりに歩く。
さすがに汗だくだ。
図書によれば釣り場はある、はずなのだ。
途中、サイクリングをしている方々に私の持っている釣具を不思議そうに見られたりした。
確かに公園の運営側にしてみれば、釣り場よりもゴルフ場の方が利益があるだろう。
それでなくとも釣り人は、ゴミを散らかす、マナーが悪い、台風の日の無理な釣行で迷惑をかけるなどと、マスメディアも悪く言うことがある。
釣り人は迫害されているのか。
それでなくとも命を懸けての護衛をしているというのに。
歩けば歩くほどに、その思いは強くなる。
2,30分は歩いただろうか、おかしなモニュメントを見つけたりしながら、ようやく人工磯は現れた。釣人が…いる!
若洲到着からかなりの時間を要したが、やっとミッションに移れる。
その当時、私は例のルアーロッドに軽い重りをつけた、いわゆるちょい投げの仕掛けを使用していた。
護衛対象はイソメである。
早速仕掛けを作り、海に投げ入れる。
この頃私はまだイソメの被害を出したことがなく、いつ襲われるものかおっかなびっくりの護衛である。
この人工磯からは、堤防の様子は伺い知ることができず、私のいる50m先の堤防で大規模な 混戦が繰り広げられているとは想いもよらなかった。
イソメに被害はなく、根掛かりにのみ苦しめられた。
初めての土地なので散策に変更しようと考え、仕掛けはそのまま、竿は伸ばした状態で散策に移った。
堤防の入り口まで歩いた私は呆然とした。
こんなに人がいたのか。
試しに堤防の先まで歩いてみることにしたが、人、人、人。
確かに釣りやすそうだし、釣れそうだし、安全な足場もある。だがこれでは…。
1,2m置きに人がいる。
ようやく先端付近で少し開いてあるところを見つけ、両隣の釣り人に了解を得て、仕掛けを投げてみた。
慣れない私の仕掛けがあらぬ方向へ飛ぶ。
投げ釣りをしていた右隣の釣り人の置き竿の釣糸に乗っけてしまう。
「兄ちゃん初めてかい?」
右隣の釣り人に聞かれる。
兄ちゃんなどという年でもないのだが…。
ここは初めてで、釣りも初めて2ヶ月くらいです。
「そうか、まず投げる練習をした方がいいな。」
それにしても・・・、隣が近すぎる。
慣れない手つきでイソメを付け替えていると、両隣からのプレッシャーも手伝い、自分の服を針に掛けてしまう。
「兄ちゃん、自分釣ってちゃしょうがねえな。がはは。」
左側の釣り人まで寄ってきて、軽い騒ぎになってしまう。
しまった、仲間内の間に入ってしまったか。
くっ。
新人叩きか。
出る杭も出ない杭も叩かれるのだ。
つらいところだが、こちらも情報収集をし、今後のミッションに役立てねばならない。
さっきまで人工磯にいたことをつげると、
「あっちは根掛かりがすげえからな。」
「その仕掛けじゃだめだな、ちょっといじっていいかい。」
「こっちで50メートルくらい投げるとイシモチが釣れる。」
そのとき初めて知った「イシモチ」という魚がいること、仕掛けの作り方、投げ方なぞを伝授いただき、納竿。
投げる練習か…。
しかし、この密集地帯で投げる練習と言うのはあまり現実的ではない。
やはり、護衛ミッションは甘くない。
これからやっていけるのかという不安と絶望を感じた。
そして、あの遠い駐車場まで戻るのか、と大きなため息をついた。
すると、堤防の目の前の駐車場が目に入った。
こっちもあるんかい。
※おっさんは優しいおっさんでした。釣り場のおっさんは大抵暇なので聞くといろいろと優しく教えてくれます。
その後、いくつかの釣り場を経て、高須海浜公園に巡り合うことになる。
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