2017年3月22日水曜日

3月20日護衛ミッション 若洲海浜公園 短時間

 あと10分。

私は腕時計を確認し、つい気を抜いてしまった。

その時だ。

竿が弓なりにしなる。




どうも皆様おはようございます。
万太郎です。



皆様はヨメキゲワルナールというトラップをご存知であろうか。

妻帯者の方、ご家族のある方はさぞ悩まされていると思う。

釣好きにとっては一日でも、一時間でも、一分でも長く釣座に座っていたい、釣り竿を握っていたいものだ。

だが、あまりにも長い時間釣りを続けてしまうと発動するトラップがあるのだ。

ヨメキゲワルナール。

大変危険なトラップだ。

あえてもう一度いう。

大変危険なトラップだ。



大抵のトラップはその日の釣行のみ、もしくは仕掛けの一投や手返しにのみに影響する。

しかし、このトラップは釣行の後のプライベートにまで影響を与えるポイズン系のトラップである。

しかも、放っておくと事態は悪化する。

プライベートでの事務作業が増えたり、いつの間にかに一人の時間が急増するヨメジッカカエールに発展したり、最悪の場合、ミクダリハーンというダメージが自分のみにとどまらない事態になる。

大変危険だ。

だが、対処法はある。

ヨメキゲンワルナオールというレーションを処方するのだ。

これはトラップを受け、そのレベルがどの程度進んだかによって、もしくは処方する相手によってモノや金額が変わってくる難しい対処法だ。



この日私はこのトラップに片足を突っ込みつつあった。

まずいな。

こういう日は全く護衛に集中できない。

しかしせっかくここまで足を伸ばした。

私の護衛を待つ海老もいる。

時間を決めよう。

私はいつもより短い時間を自分に決めて護衛にあたった。



 あと10分か・・・。

油断したそのとき、竿が弓のようにしなる。

隣のおっさんだ。

地球を釣ったらしい。


現実は無常であり、そのタイミングで魚が・・・などという、そんなドラマチックなこと等そうおこらないのだ。



 私は後ろ髪をひかれながらも、急いで竿をかたずけ、レーションを購入し帰路についた。





 息を吸って吐くかのようにボーズを続ける釣りブログ。

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