万太郎です。
本日も、海老護衛ミッションだ。
2月の若洲の噂は聞いたことがあるが、3月はどうだ、と思うも、2月にも増して寒い本日早朝、外気は7度。
まだ暗いうちからの出動。
ハンティングは相手から見えないところから、油断しているすきに、が鉄則だ。
闇夜というのは本能を目覚めさせ、緊張感を高め、テンションを上げてくれる。
その分、もちろん護衛ミッションの難易度は上がるがそれは致し方ないこと。
特に、朝明けてくる時間と、夕方暗くなる時間が特に危険とのことだ。
しかし、私はそういう意味では、この護衛ミッションに自ら大いなる才能を感じている。
「守って当たり前だ、守って当たり前だ・・・」
自分に言い聞かす。
高ぶりすぎた気持ちを少しでもリラックスさせ、落ち着かせるために音楽を聴きながら車を走らせ、若洲に到着する。
「車が…少ない?」
車が少なく、いわゆる「いい場所」が空いている。
いぶかしげに思い、普段私が停められる場所近辺に車を停車させる。
「トラップ・・・ではないよな・・・」
無事車を停車させた私は、闇夜の中で仕掛けを作り、持ち場へと移動する。
!!
全く人がいない。
夏場は隣との距離数メートルという混戦地帯のはずが、この時期はどうだ。
いや、まさか、やはり先ほどの駐車場はトラップであり、そこで皆かかってしまったのであろうか。
私は急いで携帯を取り出し、本日の潮状況を確認する。
「なるほど、小潮か…。」
これは本来出動する前に確認すべき事項であろう。
やる気を失せさせ、防衛や殲滅ミッションへの活力を失わせる、大規模なマインドフィールドトラップだ。
海に目を向けてみる。
そう離れていない沖合に無数の鳥が羽を休めている。
素人考えではあるが、魚を襲う鳥たちがそこにいるという事は、奴等(魚)はやはりここにいるのではあるまいか。
私が初めて魚と戦ったのが、小潮に続く、強力なトラップが仕掛けられた若潮の時である。
そのあたりは後述するとして、まずは今日の海老防衛だ。
やる気を失せさせ、防衛や殲滅ミッションへの活力を失わせる、大規模なマインドフィールドトラップだ。
海に目を向けてみる。
そう離れていない沖合に無数の鳥が羽を休めている。
素人考えではあるが、魚を襲う鳥たちがそこにいるという事は、奴等(魚)はやはりここにいるのではあるまいか。
私が初めて魚と戦ったのが、小潮に続く、強力なトラップが仕掛けられた若潮の時である。
そのあたりは後述するとして、まずは今日の海老防衛だ。
私は海老の安否を確認し、ゆっくりと振りかぶり、暗い海に仕掛けを投げ込んだ。
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