皆様こんばんは。
釣吉万太郎です。
事務所に戻ると、アマゾンから何かが届く。
やけに重みがあり、運ぶのに苦労する。
自室に戻って開けてみると、もふっとした社長が入っていた。
社長、何やってるんですか・・・。
「何やってんだじゃないよ、お前が中身を出して置きっぱなしにしてあったちょうどいい大きさのダンボールがあったから入ってただけで…、おい何写真撮ってんだよ、あっちいけ。」という顔をしているように見えるが、実は違う。
世の中三連休だが、お前は釣りにいけるのか?と、問うているようだ。
そうなのだ。
なにやらイベントごとが多く、私の釣りの時間が家族のスケジュールに組み込まれていないような気がするのだ。
先週も行ってない、今週は行きたい、来週は行けるのか、そんな悩ましいエゴが頭の中に渦巻く。
私の護衛を待つ海老たちがいる。
社長は無言でダンボールに入ったままだが、ジレンマの末、首をもたげ、涙を流す私の肩に手を置き、「大丈夫だ。責任は私が取る。好きなようにやってみろ。」と言ってくれているようだった。
社長…。
嫌がる社長をわっしゃわっしゃもっふもっふし、ストレス解消をした部屋をあとにした。
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