どうも皆様おはようございます。
正月の日本酒を飲み終えた@万太郎です。
前回の続き
公園で子供たちと一通り遊ばされてぐったりした。
鬼怒川だ。
温泉旅館は沢山ある。
鬼怒川の駅から少し離れた温泉旅館に入り、チェックインする。
部屋に入れるまでは少し時間があったので、駅前のお土産屋をぶらぶらと歩く。
一軒のお土産屋の前でイワナの塩焼きを模したディスプレイを眺め、より一層の渓流釣りへの想いを馳せる。
もう一度妻と交渉してみようか…いや、しないでおくべきか…。
興味のないお土産屋で温泉まんじゅうなどを眺め、護衛の任務から逃げてしまった自分を恥じ、また、護衛すべきであった海老やイソメを想う。
部屋に入れる時間になったので旅館に戻り、部屋への案内を受ける。
部屋からの眺めは絶景で、渓流を眺めることができた。
それがより一層私への罪悪感を刺激した。
風呂にでも…入ろう…。
あまりの罪悪感に耐え切れなくなり、風呂へと逃げ込む。
汗と一緒に流してしまえばいい。
そう思って、風呂に浸かる。
広い風呂場だ。
足を延ばし、手を広げる。
海老や、イソメも海に浸かるときはこんな気持ちだろうか…。
そんなことを思ってしまうと、東京に置いてきた護衛対象の海老が頭から離れなくなり、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
自分のストレスなど、いったい何の意味があろう。
すまない。すまない。
私は、明日妻に、渓流釣りをすることを申し出る。
私の体がどうなろうと知ったことか。
もう迷わない、海老よ、申し訳ない。
私は心に誓い、気合を入れるために備え付けの馬油&炭石鹸をこれでもかというほどタオルに塗り付け、体を洗いつけた。
よし。
そして、翌日に精を付けるためがりがりと飯を食い、酒をあおり、しっかりと睡眠をとった。
よし。
翌日、3月26日。
朝から雨。
釣りは無理。
やることがろくになく、今市のイオンに寄ってそそくさと東京へ帰る。
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