二日酔い万太郎です。
秋田狐。
前回使った針だ。
また、完璧な護衛であった。
それは私の実力かもしれないが、針のおかげでもあるかもしれない。
何でも試してみることが大事だ。
今自分はグレからの護衛を対象にしたマキエを揃えつつある。
鈎もやはりそうすべきだ。
そこで、見つけたのがこちらである。
グレ用の鈎だ。
特に右側の刺牙(サスガ)は、鈎の色が白い。
海老にも見えるような不思議な錯覚を与え、サビキの鈎としても使えそうなほどだ。
お値段は少々張るものだが、これを使ってみたい。
二つほど新しい仕掛けを新調した。
深い方に白の針、浅い方を黒のものを一つ、その逆のものを一つ。
がん玉は重めにした。
二つくらいでは若洲の浅い底にすぐ根がかってしまうかもしれない。
その時は以前使用したものを改めて使用する。
新旧に捕われず、色々なものを試してみたい。
それこそでこそ新しいステージが見えるはずだ。
昨日の雨で、大きく気温を落とした本日気温は16度。
満潮5時50分、干潮12時、中潮、満潮付近での釣りになる。
朝は傘のいらない程度に霧雨がぱらつき、車のフロントガラスをうっすらと湿らせる。
天気からもこの日の気分も、何故かもやもやとしている。
だが、それでも海老の護衛に出かけるのだ。
若洲の駐車場に車を入れると、すでに多くの車が止まっている。
人が増えてきた。
堤防に並ぶ人の数も、両手を使わなければ数えられないくらいに。
それを見ただけでも、魚の攻勢が強くなってきていることがよくわかる。
バッカンに入った白あみこませの海老たちに、安心しろと視線を向ける。
私はもやもやとした気分に気合を入れなおし、人口磯へ急いだ。
続く。
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