シャイニング万太郎です。
本日も筋トレだ。
ダイソーVJこと、ドジョウワームを取り付ける。
何となく良さげな雰囲気で使用しているが、今の所何一つ実績はない。
というより、ルアーというもので魚が釣れたことがまだない。
色々調べてみると、この同じルアーを繰り返し使っていると、私だけでなく、魚も飽きてしまうらしい。
そもそも飽きる、以前にこのような金属的なものに対して食いつく生き物に知性を感じられない。
本能で動いているのであれば悲しいものだ。
私は魚の本能について考えながら、筋トレを続ける。
私はこれらルアーの中ではお気に入りの、メタルバイブに取替える。
かなりの飛距離が出る、爽快感のあるものだ。
このあたり、何度か投げていると分かるものだが、手前1,2mの辺りに根、なのか段差なのかがある。
ここに気をつけなければならないものであるが、やはり根がかり、ロストしてしまう。
メタルバイブだ。
気に入ったものではあったが、こればかりは時に避けては通れぬものだ。
私は気を取り直してルアーを別のものに取り換え、筋トレを始める。
橋の下あたりで魚がかかったのであろうか、幾名かの会話が聞こえる。
私はそんな会話をよそに筋トレを続ける。
一通りいつものメニューを終え、一息ついてから片付けを始める。
片付けが終わり、ふとヘッドライトで足元の川底を照らしてみる。
そこにはきらりと光る何かがある。
あれは…。
ロストしたメタルバイブだ!
私は目の色を変え、荷物から網をとりだし、多少濡れることも気にせず、きらりと光ったものに網を振りかぶりすくい上げた。
空き缶だ…。
私は魚と自分との相関関係を思い描き、自分に対する哀れみと共に帰路に着いた。
納竿。
缶を捨てたらあかん。
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