どうも皆様おはようございます。
嘘松 万太郎です。
なかなか釣りに行けず、もやもやとして日々を送っていたがそうこうしているうちに世間はゴールデンウィークだ。
5/1と言えば中日、平日に当たるがこの間隙を持って若洲に行くこととした。
平日とはいえ、ゴールデンウィークの間日。
輩のような若者が騒いでいるのが遠めに見える。
あまりお近づきにはなりたくないものだ。
個人的に全く実績のない時期であるが、前回のこともある、気を抜いてはいけない。
前回、棚を7メートルにまで長くしたが、寝魚にやられた。
今回は5メートルの竿、2竿分、10メートルにしてみる。
底を這いすぎてしまって、逆に根掛りしないのだ。
これでよい。
寝魚やらカレイやら。
来るなら来てみるがいい。
私は覚悟を決め、それを待ち受けるべく竿を握り締める。
空がやや明るくなり5:30。
竿を一振りして、仕掛けを一踊りさせる。
すると、視界に入っていた浮きが消えている。
全く気づかなかった。
あわてて竿を立てると、既に掛かっているようだ。
さほど強い引きのないまま、リールを撒き魚影が現れる。
ボラ、か。
何故だろう。
テンションが上がらない。
私は一旦躊躇したが、その魚をリリースした。
しかし。
臭い臭いとは言われているが、以前試しに食べてみたことがあった。
特に臭みはなく、意外と行けた事に驚いた記憶がある。
後に改めて調べたのだが、むしろその昔はボラは高級魚であったという。
ボラは汚染に強く、デトリタスと呼ばれる、動植物の遺体や排泄物といったものの集合体や藻類を食するという。
そのため、臭う個体が増えてしまったとの事である。
一方。
東京湾の魚一般も一時期海水汚染により、食べられるようなものではなかったが、最近は釣り人のオキアミ等により食が変わり、臭みのない個体が増えたとの情報もある。
同じではないか。
若洲で採れるメジナにさほどの臭みを感じたことはない。
恐らく、先ほどのボラも問題ないであろう。
レッテル、先入観、誤解。
これらは実に恐ろしいものだ。
一度これが周知されてしまうと、解くのに時間が掛かる。
リリースされたボラはむしろ喜んでいるのかもしれないが。
それにしても事実が捻じ曲がっていることはいいことではない。
気をつけないといけない。
その後、1ヶ月ほど見かけなかったカモが私のウキ周辺に着水し、うろうろしだす。
・・・納竿!
駐車場へ戻る途中、輩のような若者とすれ違う。
わいのわいのうるさく、足早に立ち去ろうとしたが、後から追いかけられて肩をたたかれる。
先ほどまでバッカンに刺さっていた私の杓を片手に、落としましたよ、と言う。
こんな性質の悪そうな若者は私から杓を盗もうとしたに違いない。
私は杓を引ったくり、礼も言わずに車へと足を速めた。
唖然とした輩どもは、悲しそうな表情で立ち尽くしていた。
最後のくだりは嘘松ですけどね、あ、いつもか。次はボラ食うぞ!
いきなり失礼します
返信削除ボラではなくコノシロだと思うのですが、違いますでしょうか?
こんなどうしようもないブログにコメント頂き、ありがとうございます。
削除万太郎はいかんせん魚が釣れないので、魚の同定はろくすっぽ出来ません。
がんがん突っ込みいれていただけると助かります。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。