皆様、どうもお疲れ様でございます。
本稿より、今や一年ぶりとなりました釣りのゲームの再開をしたく、こちらに綴っている次第でございます。
もとより、実際の釣りと違うので、論調も少々変えてのお披露目としたく存じます。
殊更に申し上げますと、たしなみますゲームがやはり一年ぶりのFF15と言うゲームとなります。
以前ご紹介したのですが、あの時よりゲームの進行として落ち着いてきたら釣りをしよう、と考えながら話を進めて参りました。
このFFと言うシリーズは最近のものは特に、所謂中二病、と言いますでしょうか、具体性の無い説明から、頭をひねる展開、恥ずかしくなるような登場人物の行動が目立ちます。
今回のそれは特に顕著で、当方の足りない頭を持ってしては立ち行かず、残念ながら話を理解できずに、更に言えば、ゲームの本来のシステムも理解しないまま終了してしまいました。
悲しみに明け暮れました。
放り投げました。
今更ネットのレビューを見ました。
やはり満場一致のくそゲーでした。
と、ここまではよくある話です。
ですがFF、諦めません。
さすがは大企業スクエアの看板ソフトです。
更なるDLCの発表、それをまとめたロイヤルエディションの発売。
さらに、発売されてからの2年後、2019年にもDLCの予定をしています。
もがいています。
こんなところからの挽回を考えてしまうスクエアに脱帽します。
以上の私の心情を踏まえた上で、新しいゲームに取り組もうとする矢先です。
引き出しの奥底から放り投げて、売ったと思い込んでいたFF15が顔を出したのです。
私は心に決めました、PS4にもう一度入れてみようと。
もう一度旅に出ようと。
ケースを引き出しの奥から掻き分け、円盤をむしり取り、PS4の薄い口元に運びました。
円盤はあっという間に吸い込まれ、間もなくディスプレイが暗転しました。
懐かしい画面を期待し、コントローラを握りなおしました。
次に現れたのは、「ダウンロード、25GB、残り5時間」の文字。
私は、そっとコントローラーを置き、読みかけの「磯投げ情報7月号」を手に、床に付きました。
週末の実際の釣りの仕掛けを作りながら、FF15のストーリーを思い出してみます。
そうは言っても、一度はエンディングまで辿り着いた身です。
1年経ったとは言っても覚えているはずです。
ここからは大変なネタばれになることになりますので、気になさる方はそっと×ボタンを押下して下さい。
主人公はノクティスと言う王子様。
隣国の幼馴染であり婚約者である王女様との結婚のためお迎えに上がる途中で別国からの侵略で父である王様が殺されてしまう。
その後・・・、武器を集めて、召喚獣を味方につけて・・・、。 。 。
何故王子様が3人の連れのみと車で侵略国に向かうのか、武器を集めて召喚獣と一緒に王子様がいったい何と戦おうと言うのか・・・。
何かいろいろとそれなりの理由があったはずなのです。
後半について思い出してきました。
料理を作る眼鏡さんが可愛そうなことになったり、主人公のノクティスに髭が生えて世界が真っ暗になったり、なにやら絶望的な気分でエンディングを向かえた気がします。
大よそを思い出すと、ダウンロードが折角終わったのに改めてプレイする気持ちを奪っていきました。
しかし私の目的は釣りです。
ストーリーからは完全に目を背ける事にしました。
もう一つ心構えとして、私はルアーをやらないのです。
餌釣りでも釣れないのに、擬似餌で魚を釣ろうなど現実逃避も甚だしいと思うからです。
ですが、ゲーム中はルアーでしか釣りはできません。
感情移入しづらいので、ここで登場するルアーは「実は餌」ということで脳内変換してみようと思います。
ルアーは現実としてもそうですが、様々な種類、色があり、正直違いについては全く理解できません。
嫌悪感すら覚えます。
種類が多すぎる故、それを覚えきれない私の脳の自己防衛本能が働いていると思われます。
やはりそこは分かりやすく、餌として、オキアミ、アオイソメ、アカイソメ、食い渋りイエロー、切れ身などと脳内変換しようと思います。
考えれば考えるほど週末の実際の釣りへの想いが募り、仕掛けを作る作業に熱が入ります。
ようやくここで、ゲームを開始することができました。
一度クリアしているので開始チャプターが選べるようです。
私の記憶ではそのようなチャプターを区切るような大きな節目は3つか、4つのような気がしたのですが、15にも分かれています。
15はクリア後に出現するチャプターのようです。
少々思い出しました。
チャプターによって行ける釣り場と行けない釣り場があるのです。
全ての釣り場にいけるようになったら順番に釣り場に巡ろうかと思いつつ話を進めていたら、落ち着くことなくゲームが終了したのでした。
出現する敵が強かったので、一旦保留にしておいたら、そのマップに戻らなかったことが数知れず。
苦労して取った武器をいつ使うのか、どのように活用するのか身構えていたら身構えたままエンディングを迎えていました。
終盤で召喚獣を呼べることを知り、結局召喚獣は一度も呼ぶことはありませんでした。
唖然とした記憶が蘇って参りました。
話が進むにつれ、世界は変わり、負傷者等で行動も制限されてしまう解決措置として、過去に戻す犬の存在がありました。
犬が過去に戻してくれるのです。
もう一度行きたいあの場所この場所、もう一度やりたいあれやこれや。
話の都合上、仕方の無い措置だとは思います。
ですが、これを犬がやってしまってはいけないと思うのです。
犬であろうが、人間であろうが、これができてしまうとよくあるタイムトラベルの話のように、逆に話が破綻すると思うのです。
どうしても必要であれば、ゲームのシステムとして事務的に時間を戻してしまった方が逆にしっくり来ます。
犬の登場によって、うんざりとした話に追い討ちを掛けられたような気持ちになりました。
この便利犬に話しかけ、初期のマップに戻りました。
強くて再スタートという始め方もあったのですが、釣りをしたいだけで、無駄なムービーやシナリオを再度なぞりたくないので、こちらは辞退しました。
さて、戦闘方法、車の運転、メニューの開き方さえ覚えていないわけですが、何は無くとも釣り場を探します。
基本的に車を運転して移動するのですが、マップ画面に記載されていた釣り場のマークが見当たりません。
一度クリアしてしまったことにより、マップメモがリセットされてしまったようでした。
どうやらサブクエスト等はやり直しのようです。
釣り以外はあまり興味が無いので面倒です。
久しぶりに運転した車をT字路に突っ込ませ、大事故をおこし、フロントガラス、ボディーをボロボロにさせながら第一釣り場を探します。
適当に駒を進めながらマップを探ると、目当ての釣り場に到着できました。
ヴァンナス海岸。
綺麗で大きな海上のホテルに隣接したブルジョアな釣り場。
現実では、こういった場所で釣りが許させることはないとまず無いでしょう。
所謂釣り人のマナー問題と言うやつです。
こういった場所で、混雑も無く釣りをするためにはそれなりの支払いが必要なんだろうなあ、と若洲で混雑と戦う自分と対比し悲しい気持ちになりました。
さて、この釣り場はおそらく大抵の方が始めてくる釣り場だけあってイージーな魚が多いです。
何投か投げ、勘を取り戻すべく釣りをします。
と言っても、取り戻すほどの勘はそもそもなかった、と言ってよろしいかと思います。
ここでよく釣れるのがトレバリーという魚です。
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ジャイアントトレバリー |
ジャイアントですとか、ガーディー、アトールトレバリーと、いくつか種類はあります。
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ガーディートレバリー |
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アトールトレバリー |
ジャイアントトレバリーというと、日本名で浪人鯵という魚のことらしいです。
ロウニンアジというと、成魚で180cm、80kgにも達するらしく、単独行動する大型個体を浪人武士に見立てた名前との事です。
こちらの中では、群れになり、たくさん釣れます。
夜になると、グローリーバレルフィッシュという、腹部の光る魚が釣れます。
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グローリーバレルフィッシュ |
釣り場や桟橋からも光って見えて綺麗です。
バレルフィッシュというとメダイ属のことらしいです。
メダイというと、細長く、目の大きい、ヌメリのある魚でスーパーにも並ぶ食用の魚です。
これの名前を取って何故グローリーな腹部の光る魚にしたのかは謎です。
ざっと釣れる魚としては以上です。
2週目なので、ここで釣れる魚の全貌をインターネットで調べます。
・・・。
流石です。
知らない魚が出ております。
アビスグルーパー(強)とメナスグルーパー(激強)というのがいるらしいです。
グルーパーで調べるとジャイアントグルーパー、ゴライアスグルーパーというのが実在し、人間を飲み込むことのできるほどの巨大魚との事。
最強のロッドとリールでもばらすことがあるとの情報より、一旦後回しにします。
先に知ってしまうと言うのも良いのか悪いのか。
初見のプレイ時には全く気づかなかった釣り場、ガーディナ磯場。
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ガーディナ磯場 |
前項のヴァンナス海岸が向かいに見える磯になります。
釣りは釣れないから面白い。
メダル出放題のゲームセンターがつまらないのと同様です。
しかしゲームの釣りは難しいです。
釣れなければゲームなんだから釣らせろ、釣れすぎれば詰まらん、になります。
釣れてしまうと、収集目的の作業ゲーとなってしまいます。
若洲もなかなか釣れませんが、それがいいところなのだと思います。
特に人口磯は稀に大物が上がるのでロマンがあります。
このゲームの磯場はどうかと言うところですが、初めて来たのでルアーを試してみますが、反応すらしません。
それで良いと思います。
最近のゲームは指先でのコントローラーの技術を負わせることが減ったように思います。
格闘ゲームは昇竜拳が出せるまで努力しました。
クレイジータクシーはクレイジーダッシュのタイミングが分かりませんでした。
F-ZEROはコースを体で覚えました。
パタポンは進行さえままなりませんでした。
どれも出来る様になれば呼吸をするように当たり前になるのですが、その出来るまでの過程に感動があります。
RPGでそういった要求は難しいとは思いますが、FF7のミニゲーム、スノーボードはやけに嵌った記憶があります。
何かが出来るようになるために、時間の要求、金銭の要求ではなく、技術の要求があるゲームは素敵だと思います。
ルアーを変え、投げ続けると、掛かりました。
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コッパーアルロシーバス |
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アルロシーバス |
上から、コッパーアルロシーバス、アルロシーバス です。
シーバスと言えば、ルアー釣りの人気者ですね。
説明するまでも無いとは思いますが、湖のバス釣りのブラックバスとは関係ありません。
その実態はスズキという魚で、ブラックバスと習性が似ていることから、特にルアーでスズキを釣るときには海のバス、シーバスと呼ばれています。
この魚はルアーをされる方には一番メジャーなのではないでしょうか。
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クリムゾントレバリー |
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ブラックバレルフィッシュ |
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ロックバラマンディ |
正直に言います。
ここでの釣り、結構飲んでからやってたので、あまり記憶にありません。
何かを続ける上で、記憶がなくなっても何の支障も無いというのはいいことなのかもしれません。
ガーディナ磯場にはまだ未釣の一匹、グルーパーの類がいますが一旦保留にします。
アストゥルム貯水池。
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アストゥルム貯水池 |
ここも初見です。
というか、このだだっ広いマップの中で、ここは普通行かないと思います。
分かっていても探してようやくたどり着きました。
たどり着くまでの道のりが若干汚らしいですし、こういった場所での釣りは迷惑行為に取りざたされそうです。
常識のある釣り人は行きません、輩だけです、という事にします。
着いてみると、水は綺麗ですし、魚の密度も高いです。
朝晩で魚の状況が変わるかもしれないので、一日を通して釣ってみます。
ここでの魚は、キャットフィッシュ、バス、鯉と淡水の魚です。
キャットフィッシュは言うまでも無くナマズさんです。
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ルシスキャットフィッシュ |
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ゴールデンキャットフィッシュ |
ネット上のスラングとして、成りすまし、と言う意味があるらしいです。
語源はcatfishという、アメリカの番組でSNS等のなりすましを追いかける番組のようです。
バスは言わずもがなですが、波の無い湖でルアーで手軽に魚が釣れるのであれば、楽しいであろう想像は出来ます。
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アルストバス |
湖に比べると、海はいろいろと危険ですし。
鯉とのやりとりは、動きも遅ければ、ラインへのダメージも少なく、鯉のゲージもなかなか減らないので、初心者の練習にはもって鯉かも知れません。
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ルシス鯉 |
釣りばかりしていて気づいたのですが、比較的大きな魚を釣りあげ、仲間達も賞賛してくれるのですが、次の一投をする時には皆それを忘れたかのように、「たまには大きいのを釣れ」などの要求があります。
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いい加減小物はは飽きたぜ |
確かに釣り人自身も魚を待っているのに、その釣り人を待つというのは退屈の一言だというのは理解します。
しかし、嫌味の類での釣り人への主張と言うのはいかがなものでしょうか。
釣竿がなければ、その辺でザリガニでも捕まえれば良いのにと思わざるを得ません。
映像がとてもリアルなだけに、そういった部分は残念なところです。
時折、「だるい」「しんどい」と漏らすのもいいのか悪いのか判断に迷うところです。
しかし、一般的に判断に困らせるようなことにチャレンジしている今回のFFは、そういった意味では素晴らしいと思います。
セコムの創業者、飯田さんは「経営者は漁師の精神を学ぶべきだ、漁師は釣れなければ、狙う魚を変え、場所を変え、道具を変える、じっとして魚がいないと嘆いては駄目だ。」と言ったそうです。
チャレンジの精神、大事ですね。
ここで釣れるダスカデイスのデイスはコイ科ウグイ属のヨーロッパの最大40センチ程度の淡水魚とのことです。
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ダスカデイス |
おいしく頂けるらしいです。
調べてみるとなかなか面白いものです。
こちらにいるはずの、ルシス鯉・東雲も後回しにします。
ニグリス湖です。
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ニグリス湖 |
大きな恐竜のような生き物が見えます。
多分戦うことも出来るのでしょう。
もちろん無視です。
ここは湖というものの透明度が低く、イメージとしては沼です。
先ほどのアストゥルム貯水池の方が水は綺麗に見えます。
普段、東京湾で釣りをしていますが、徳島からやってこられた方に釣りの話をしていて、東京湾で釣った魚を食べると言うととても驚かれていました。
飛行機の上から見たらまっ茶色だぜ。
そうです。
50cmから底は見えません。
東京湾のメジナ、おいしいです。
自分で釣った魚はおいしいのです。
ですが、ニグリス湖の魚は食べたくないです。
そんなニグリス湖に生息する魚です。
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ホーンギル |
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クラッグバラマンディ |
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ルシスキャットフィッシュ |
ホーンギルはブルーギルで言うまでもなさそうですが、バラマンディはオーストラリア、インド、東南アジアに生息する全長2メートルに達するスズキ目アカメ科の魚だそうです。
シーパーチとも呼ばれ、小魚を食することからルアーの対象魚になるそうで、癖の無い白身が重要な食用魚になっているとのことです。
水が緑ということは、食が豊かで、魚にとっては過ごしやすい環境なのかもしれません。
そのなかで育った魚はむしろおいしいのでしょう。
そういった意味では、東京湾の魚、捨てたものじゃありません。
赤潮だって、栄養満点です。
青潮だって。
ここには釣り親父がいます。
クラッグバラマンディを釣って来いとご指示があります。
所謂サブクエストです。
ストーリーには興味がないのですが、釣り関係と言うことで、これは付き合っておこうと思います。
釣り親父は基本的にいい人ばかりです。
1聞くと100くらい返ってきます。
サングラスを掛けている人が多かったり、基本的に魚は釣れないので渋い顔をしていますが、分からないことは勇気を出して聞いてみると1時間、2時間くらいは簡単に過ぎてゆきます。
釣りって本当にいいものです。
ニグリス湖、鉄塔前に来ました。
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ニグリス湖鉄塔前 |
先ほど釣ってたニグリス湖の反対側です。
先ほどと釣れる魚に大差はありませんし、ここでしか釣れない魚も特にいないみたいです。
風景もあまり変わらないですし、これは無駄要素でしょうか。
いや、無駄要素です。
ですが、無駄要素、とてもいいと思います。
生きるうえで大抵のことは無駄ですし、ですが、人生で無駄なことなどありません。
ゲームだって無駄な時間ですし、釣りだってもちろん無駄です。
ですが、これほど楽しい事はありません。
ここで釣れる魚でちょっと珍しいのはウィードバラマンディです。
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ウィードバラマンディ |
別の場所でも釣れるようなので、わざわざここで釣るのも無駄です。
もちろん褒め言葉です。
農夫のため池に参りました。
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農夫のため池 |
釣り場マークもマップ上になく、こちらの釣り場も初めての訪問になります。
やはりシナリオが落ち着いたら釣りをしようと思っていたので、見送ってしまったようです。
そもそも、釣りは事を急いでするようなものではありません。
落ち着いて、ゆっくりと、のんびりとするものです。
そう考えると、釣りは一度クリアした後にのんびりとするように設計されているものなのかもしれません。
農夫のため池という事で、近くに集落があり、透明度の低い池です。
ここで釣れる魚はチップドギル、ルシスキャットフィッシュといったいままで釣った魚ですが、マッドデイスという魚が初登場になります。
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チップドギル |
こういった初登場の魚はなかなか釣れないのがお決まりです。
ため池の魚を一度全部釣り上げ、2度目のお代わりになります。
最後の一匹が残り、その一匹がマッドデイスさんでした。
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マッドデイス |
劇的です。
劇的ですが、ブログだとその感動が一切伝わらないのが寂しいところです。
自分の文章力のなさにうんざりしますが、この感動を感動的に書こうとすると、ここまでですら相当な長さの文章なのに、さらにうんざりすること請け合いです。
伝わらない感動をよそに、次に行ってしまうことにします。
マラキアの古池です。
こちらもは初めて訪れます。
オープンワールドと名を打っておりますが、遠方へ移動する場合、ファストトラベルという、所謂ワープを使います。
車道から奥まった所にある釣り場にはそもそも気づかないというわけです。
実際の釣り場でも、道路が続いてなかったり、中途半端なフェンスがあって立ち入り禁止?程度な場所、また、絶好なポイントなのに誰も釣り人がいなく訝しく思うことあります。
最近で1,2年前に購入した「関東周辺 堤防釣り場ガイド」にしっかり載っている静岡県、網代港。
この本でも大物が狙える度星三つという良好釣り場ということで取り上げられているので、胸を躍らせながら遠征したことがあったのですが、遠目から釣り人の姿が見当たりません。
おや、おかしいなと港までの狭い道を四苦八苦しながら駐車場らしき場所に車を止めると、駐車場向かいの小料理屋さんから女将のような方が近づいていらっしゃいました。
お食事ですか、と聞かれたので釣りができる場所でしょうか、と逆にお聞きすると、この辺りは全面釣り禁止になったということらしく、釣り等していると警察が来る旨をお聞きしました。
古い本を参照にしてしまったと、おずおずと引き上げてまいりました。
家族からは下調べの甘い父親だと罵られます。
事前にインターネットで調べなかった私も悪いですが、日を改めてお店に並んでいる「関東周辺 堤防釣り場ガイド」を手にとって見ると、相変わらず網代港が釣り場として紹介されています。
やりきれない思いをしました。
などと考えながら、マラキアの古池に到着です。
何が釣れるのか、何を釣らなければいけないのか、ルアーを投げながら調べます。
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マッドデイス |
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ベントホーンギル |
この魚はこちら以外でも釣ることができ、この古池にしかいないような魚はいないようです。
すなわち来なくてもよかった場所という事になります。
下調べの甘い親父は健在です。
忘れじの水面。
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忘れじの水面 |
石のモニュメントのようなものが水面から顔を出していて、遺跡のような、一見見ごたえのある釣り場です。
大丈夫です。
います。
固有の魚。
スペクルムデイスという魚はこちらのみですが、まだ釣ったことのない魚としては、レインボートラウト、モトルドキャットフィッシュという魚がいます。
スペクルムデイスはそうそうに釣れ、レインボートラウトも見つけました。
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スペクルムデイス |
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レインボートラウト |
なかなかモトルドキャットフィッシュが釣れず、2,3回お代わりをしました。
かなりのレア魚かと肝を冷やしているうちに、徐々に暗くなってまいりました。
釣竿を手でもてあましていると、魚レーダーが一瞬で刷新しました。
今まであったマーカーが消え、今までなかったマーカーが出現しました。
夜しか釣れないということでしょう。
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モトルドキャットフィッシュ |
ある一定の条件でないと釣りずらい、というのは現実にあっても、絶対に釣れないということは無いはずです。
釣り場にいない魚は当たり前ですが、いる魚なのに、釣れる確率0パーセント、出現させたりさせなかったりします、というのはいかがなものでしょうか。
好き嫌いにはなりますが、個人的にはゲームをゲームたらしめ、こんなところでこんなものが、のロマンがなくなる悲しい仕様だと思います。
釣りをする人は希望を餌に、ロマンを釣っていると言ってもいいでしょう。
絶対に釣れない、確率ゼロ、は悲しい仕様です。
巨神の水鏡。
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巨神の水鏡 |
こちらも初めてです。
山のクレーターに湖ができています。
こういったシチュエーションは素敵です。
「君の名は」です。
ここからは「君の名は」のネタばれがあります。
これから見ます、困ります、という方は×ボタンをお願いします。
「君の名は」は社会現象にもなった新海誠監督の映画です。
この映画も面白かったのですが、新海誠監督といえば、個人的には「秒速5センチメートル」が好きです。
もやもやっとした、一人の女性を忘れられず、引きずってしまう男心がリアルに描写され、切なく、甘酸っぱい気持ちにさせられます。
音楽も素敵です。
全編を通して、同じメロディーラインが使われているのですが、その表現が起伏に富んでいます。
万人に進められるかといわれると、「君の名は」になりますが、そんな甘酸っぱい気持ちを再現されたい方はぜひ、「秒速5センチメートル」見てみてください。
さて、すっかりネタばれしてしまったところで、釣りです。
狙うは、バンデッドキャットフィッシュ、レッドアイバスになります。
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バンデッドキャットフィッシュ |
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レッドアイバス |
冒頭で、くそゲーです、と書きましたが、この辺りまで釣りをしていると、徐々に楽しくなってきた気がします。
何が楽しいかと、言われると、難しいです。
自由に好きなことをしている、そう、旅をしているような・・・。
!!。
そもそものこのゲームのコンセプトです。
それを楽しませるにしては、やはりシナリオ、ストーリーが邪魔をしています。
一度クリアしてから楽しめるゲームは多々あれども、それにしてもシナリオが鬱々としすぎていて、再度始める気持ちになりにくいのだと思います。
それでなくても「だるい」だの「しんどい」だのと、操作している輩がぼやいています。
この王子にもう少し明るさがあったら評価も随分違うのかもしれません。
ゼクサム用水地。
今までの釣り場とは明らかに違います。
魚マーカーがレアだらけです。
その正体は鯉です。
様々な模様の別種、錦鯉がうようよしています。
自分を信じて、自分の信じた鯉ルアーを2時間投げて気づきました。
模様別錦鯉ごとのルアーを使わなければ釣れないようです。
完全にネット参照です。
ですが、考えてみれば、6種類の模様の錦鯉がいて、同じルアーで釣れるとなると、それはそれで果てしなく面倒です。
この錦鯉、掛けてから釣り上げるまで5分くらい掛かっている気がします。
釣れば釣るほど残りの種類はなかなか釣れず、ダブりがでて、トリプルがでて、最後の模様がなかなか出ないくじ引きになります。
ガチャという奴ですね。
個人的にソシャゲのガチャ、嫌いです。
基本無料、と書いてあるだけで怖くて手を出しません。
もちろん手を出したことはあります。
しっかり面白かったです。
課金総額8,000円です。
1年半くらいはスマホで毎日やりました。
ある日、突然馬鹿らしくなって辞めました。
ゲームスキルではなく、お金を払わないと全てを楽しめないのは少々理不尽だと感じます。
特にガチャ。
それに押されての影響か家庭用ゲームが売れてないと聞きます。
あくまで、スマホのゲームとの相対的な意味合いだけでかもしれません。
家庭用ゲーム、がんばって欲しいです。
STOPガチャゲー。
ここの鯉は2日間、3時間くらい禅種類で釣ることができました。
鯉に対応した正解のルアーがわかれば釣ること自体は時間が掛かるだけで難しくはありません。
イソメじゃ釣れねえ、オキアミを使いな。
大きいのは駄目だ、小さいのな。
若洲の五郎に言われたことは今でも思い出します。
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ルシス錦鯉 白金 |
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ルシス錦鯉 金鯱 |
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ルシス錦鯉 斑雪 |
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ルシス錦鯉 紅六紋 |
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ルシス錦鯉 日輪 |
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ルシス錦鯉 彩漆 |
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ルシス錦鯉 寿三色 |
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ルシス錦鯉 緋衣 |
ドロール湧き水。
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ドロール湧き水 |
24時間体制でお姉さんが店番をする、ブラック釣具屋がある釣り場です。
巨神の水鏡にいた出張釣具オヤジは夜になると帰ってました。
いなくても困らないのですが、お姉さんは忠実に働かなければならない理由があるのでしょう。
仲間やモンスター、料理も釣りもそうですが、変に凝った部分があるので、一見意味不明な仕様にも意味やこだわりがあるのかと疑いたくなります。
「実は・・・」、とか、裏話の類ってあると面白いです。
FF15にはあると思うんです。
DLCも発売以降多々ありましたし、王子の付き人3人のストーリーもあります。
「実は・・・」がたくさんあって、それを小出しにしたのだと思います。
したかったのだと思います。
みんなに楽しみに待ってて欲しかったのです。
そして、それを全て知ったときに感動があります。
初めて、全てのコンテンツを理解できます。
今、レベル51です。
先ほど、つまみ食いしたサブクエストのレベル42のモンスターから命からがら逃げてきました。
ファントムソードってあったと思います。
一度クリアしたはずですが、使い方がわかりません。
もう少し、がんばってみようと思います。
この釣り場は湧き水のはずです。
湧き水はきれいなイメージです。
魚はほぼ見えません。
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ガーネットスネークヘッド |
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ジェイドスネークヘッド |
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フェニックスバス |
スネークヘッドはライギョのことです。
日本名でタイワンドジョウ科に属される魚の総称とのこと。
空気呼吸が出来るのが特徴で、溶存酸素量の少ない場所でも生きることができるが、二酸化炭素は水中に排出する為、水中でなければいきることは出来ません。
大型で引きが強いので、ルアーフィッシングの対象魚でもあり、加熱調理になるが、食用としても用いられます。
更にピンクイビルガーという魚がこちらにお住まいとのことですが、後日のお楽しみということに致します。
ドロール地底湖。
ご存知ですか。
ドロール地底湖。
一度クリアしたはずなので、もしかしたら来た事があるかもしれません。
湧き水の更に奥に洞窟がありました。
もちろん記憶はありません。
洞窟到着が夜だったせいかもしれませんが、レベル40を超えたモンスターが出現します。
フェニックスの尾をいくつか使いました。
ようやく釣り場に着きました。
命がけです。
東京でなくてもそうかもしれませんが、足場のよい、交通のよい、安全な、よく釣れる釣り場はいつでも本当に混んでいます。
1メートルの隣に釣り人がいることも普通にあります。
お金を出して、船に乗るか、飛行機で遠出するか。
そうでなければ、よく釣れる、混まない釣り場は大抵安全とは言えない場所にあると思います。
それでも釣りたい。
波にさらわれたら一貫の終わり。
それでもいい。
何かあったら放っておいて構わない。
その気持ちよくわかります。
危険なスポーツです。
サーフィーやスキー、スノーボード、山登り。
同列です。
そんな危険さを再現している釣り場なのだと思います。
後にネットで調べると、ドロールは隠しダンジョンで推奨レベルは72とのことです。
今51です。
良く言えば、終わってから始まるゲーム。
ここで釣れる魚は
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ケイブデイス |
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ラークキャットフィッシュ |
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オパールスネークヘッド |
ケイブデイス、ラークキャットフィッシュはやけに白いです。
洞窟で日が当たらないから色白です。
ファンタジーですから許されます。
ファイナルファンタジーですから。
リード地方と、ダスカ地方の一部を除いて終わりましたので、クレイン地方、水都オルティシエについて次回、別項にてがんばります。
釣れた魚、57/100。
よろしくお願いいたします。
おまけ
釣りと言えば、料理は切っては切れない関係。
お魚がつれたら料理をしなければなりません。
折角なので、釣った魚による料理のみ掲載します。
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天然トレバリーのグリル |
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六々魚の刺身盛 |
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バタードバラマンディ |
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天然バラマンディのグリル |
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湯煮魚の油かけ |
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天然トラウトのあぶり串 |
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回遊魚の串揚げ |
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白身魚の辛味あんかけ |
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アルロシーバスの油かけ |
現在深夜1時。
お腹がすきました。
おやすみなさい。