2026年1月27日火曜日

荒川 これぞチンアナゴの浮き

 皆様おはようございます。

万太郎です。


細長く、海底からミミズのような形状でふよふよと伸びている生き物といえば、チンアナゴであろう。

これと比べると、橙色の縞模様のモノはニシキアナゴといい、世の中としてはチンアナゴ、の方が知名度が高いと言える。



が、これは「浮き」の世界に至っては、ニシキアナゴよく見える、チンアナゴよく見えない、という常識があり、視認性ではニシキアナゴに軍配がある。


そして今回は、様々な模様のチンアナゴによる海面での見え方を検証する、という事になった。


今日はとても風が強い日で、釣りには全く向かない、どころかこんな日に海の近くへ行くのは危険であろう、という日だ。


となると、近くの荒川で有り、また、風が強いという事は川に流れもあり、厳しい状況での浮き、としてのキャパシティーを見る上では絶好、という事になるであろう。


4本並べてみたのだが、写真の撮り方がまずかったのか、何か陰気な、まるで刑務所のような画像になってしまった。


使いどころ、見どころ、を検討されているような処遇であるので、この子たちもあまりいい思いはしていないのは間違いのない事実であろう。


さっそく、荒川に立ち、一本目の準備をする。

白と黒だ。


近くで見る分には悪くはない。

そしてこの白と黒の斑点こそ、ザ・チンアナゴ、といえる。

のだが、やはり遠目で見てしまうと…、視認性が落ちる。



少し目を離した後、すぐに視認できるかというと、もう少し何かありそう、ということになる。


しかし、他の色に比べ、チンアナゴ感は随一だ。

というか、他の色に変えた時点でチンアナゴ感が薄れる。



次の、オレンジと黒と黄色に斑点を着色したものだ。


黒の斑点を残しつつも、オレンジの斑点を一部取り入れ、チンアナゴ感と浮き感の両方を得ようとする、新感覚チンアナゴ浮き、となる。

画像で見ると、錦鯉のようにも見える。

これぞ、ニシキアナゴより、ニシキなチンアナゴ、という事になる。



オレンジが弱めだからであろうか、動画だと黒の方が目立っているように見えるが遠目になると、黒はほぼ見えなくなる。

個人的には、この黒オレンジ黄色、といった色とりどりな斑点模様が艶やかでよい、と思っていたが、チンアナゴとしても錦鯉、浮きとしても色は認識できず、となかなか手厳しい気持ちになってきている。



そして次に斑点をオレンジに変えたものだ。


これこそ、浮き版チンアナゴ、と言いたいところではあるものの、黒がオレンジになっただけなのになぜだろう、チンアナゴ感がなくなる。


そこで私は考える。

赤いキリンはキリンといえるだろうか。赤い水はもはや水とは言わないだろう。


そういうことか。

もはやオレンジ色のそれはチンアナゴではなく、チンアナゴでない何かなのかもしれない。

私がうちではこれがチンアナゴ、といったところで、誰も納得はしないのだろう。

誰も認識しないものは、もはやそこに存在しないの事と同義である。


その後、残りのチンアナゴではない、なにかの「浮き」を川に浮かべてみたものの、やはりそれはいつまでたっても、チンアナゴにはならないのだ。


そしてさらに考える。

求める先はチンアナゴなのだろうか、「浮き」なのだろうか。

そもそも、チンアナゴはアナゴではなく、ウナギの仲間らしい。

この事実を知ってしまうと、さらにアナゴなのか「浮き」なのかウナギなのか、という命題も加わってくる。


朝から強かった風がさらに強くなりすぎて、水面で斜めになった浮きがまるで我々の思考に対して首をかしげるかのように浮かび上がっていた。


納竿。



で、よ?

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