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2023年12月16日土曜日

毎日荒川 ヨルアー 12/10 丸裸

皆様どうもこんばんは。
水位低下万太郎です。

今日の筋トレルアーはラビリンスの方へ足が向いた。

いつも何かが起きる場所ではあるが、さらに何かが気になったのは間違いない。

私の第7感が私を刺激した。


現地に着いて目の前に拡がったのは、水位が落ちて、全貌があらわになったラビリンスであった。

左側のストラクチャーの足元まで地面が浮き出るほど水位が引いていた。

ゴロ石がもう少し向こうまで続いていると想像していた。

しかしそこにあったのは、石が点々とした泥地であった。

私をあれほど苦しめたラビリンスも実は砂地であったことが判明すると、一体私は何に仕掛けを取られていたのか狐につままれたような気持ちになった。

今やラビリンスも丸裸だ。

私は少しの間、泥地に足を踏み入れ、その感覚を楽しんだ。


本日は、シーバスの餌と呼ばれるほど評価の高いダイソーVJこと、ソルトヘッドと、ドジョウワームを使用する。


浅瀬での使用は推奨されないが、泥地であればよかろう。

これは初日からロストしたくないため、竿を高めに上げ、少し早めにリトリープをした。

強めに投げると、今まで絡んだ末、短くなってしまったラインが限界まで回り、リールの下地が見え、ドジョウルアーが空中でつんのめることが何度かあった。


12月。

魚が跳ねる。

鳥が泳いでいる。

私の急いで引かれるドジョウルアーは根につまづいているのか、齧られているのかよくわからない反応がある。

私はルアーをロストしないように慎重に、そして速めにリールを巻き、筋トレを続けた。


そして、何回かフルスイングをすると、ある一投で、ルアーを投げたのち、リールを巻いた時の手ごたえがなくなった。


消えた。

ラインが魔法のようにリールから消えているのである。

(カメラ電池切れにて写真無し)

この不思議な場所、ラビリンスは自らを丸裸にすることにより、こちらの持っているリールも丸裸にできるというのか。

もう、自分も丸裸になってこの泥に飛び込んでしまおうとも考えたが、そうは行くまい。

さすがにこうなってしまっては、替えのラインなど持ってきているわけもなく、私は退却を余儀なくされた。

納竿。




リールとラインはちゃんと結ぼう!適当、ダメ!

2023年12月14日木曜日

毎日荒川 ヨルアー 12/08 目玉

皆様どうもおはようございます。
オーネスティー万太郎です。

今日も筋トレに励みたい。

橋の下が空いていたので、本日の筋トレはこちらにて。

準備をしようと水面に臨み、川面を見る。

浅い。

ゴロ石が確認出来る浅さだ。

だが……、よくよく目を凝らしてみると、魚だ。

2,30cm程はありそうな魚が浅瀬を泳いでいるのも確認できた。

今日は早速購入したばかりの目玉商品を使用する。

浅瀬でシンペンというのもあまり良くは無いらしいが、初心者だ、この際良いだろう。

せっかくだから、俺は左側のカラフルのルアーを選ぶぜ。

とても良いお色味で、私は一目でこれを気に入ってしまった。

準備を整え、早速投げてみる。

思ったより飛ばない。

筋トレの成果が出ていないようだ。

私は角度を変え竿を振り抜く。

振った直後、普段聞きなれない乾いた金属音が頭の上から聞こえた。

ルアーを橋の裏側にぶつけてしまったようだ。

手元には戻ってきたので、何度か別の方向に投げる。

そして。

おかしなところでラインが止まる。

絡む。

竿のガイドとガイドの間で絡む。

おかしなところで絡むものだ、と絡みの解消に急ぐも、私は大変なことに気づいた。

またこのオチ……。

2度あることは3度、など、あったことは仕方ないとして、これをオチに使うのは気が引けた。

私は急いで絡みの解消の作業に明け暮れる。

運良く絡みは10分ほどで解消できたが、私は焦っていた。

時間が無い。

オチは……。

しかしそれは、今一度竿を振ろうとルアーを確かめると解決できた。

ルアーの片目がなにかにぶつかった際に既に目玉が落ちていたようだ。

……。

納竿。





2度あることは3度目の正直?ってことで。

2023年12月12日火曜日

毎日荒川 12/06 ヨルアー 逆襲

皆様どうもこんばんは。
ダイソーシンペンは伊達じゃない万太郎です。

今日は筋トレをされている方がポツポツ見えたので、荒川、ラビリンスに向かうこととした。

ハゼの巣を狙う度に、工夫を施しても今まで何度となく仕掛けは吸い込まれた。

ルアーなど見るまでも無いかもしれない。

しかし、その分、複雑な生態系があるはずでチャンスはあるはずだ。

私は、意気揚々とラビリンスへ向かった。


無いのである。

いつぞや、何かの警告のように建てられたシンボルが無くなっている。

そこには、どのような工夫や仕掛けでさえ、この場所には無意味である、といったハゼからの改めての警告が、合間見えた。

だが、ここで立ち止まる訳には行かない。

ラビリンスに逆襲だ。

釣竿を組みたて、ラインセット、シンキングペンシル、シンペンだ。

この辺もかなり浅くなっているはずだ。

シンペン、行きます!

私は心でつぶやく。

大丈夫、ゆっくりだ。

私はいつもと同じように、筋トレを始める。

シンペンを一投、二投と投げると、そこここで魚が跳ねた。

いや、厳密には暗くてよく見えないので跳ねたように感じた。

跳ねた魚が何かを言っている。

(これでは道化だよ。)

私の筋トレを馬鹿にするというのか。

魚が跳ねる。

くそ、魚に気を取られて。

(アクシズ、行け。忌まわしい記憶とともに。)

かなり近場で魚がはねると。

私のシンペンが根がかる。

石の多い場所だ。

シンペンは石に引っかかったようだ。

だが。

ふざけるな、たかが石ころひとつ、シンペンで押し返してやる。

私はリールを力強く巻き、竿が折れぬようラインを握りしめ、渾身の力で引っ張った。

そのシンペンは二度と戻らず、先の切れたラインのみが、ふわふわと宙に漂った。

納竿。




なーんも釣れん、ぞ、と。


2023年12月10日日曜日

毎日荒川 ヨルアー 12/05 雨天橋下

皆様どうもこんばんは。
レイン万太郎です。

橋の下はどうだろう、と、ちょうど今日は先客なしである。

だが、遠目の陸地先端に筋トレをしている方が見える。

無断で写真を載せてしまうが、とても絵になる。

私も傍から見て、ああいった形に見えるものであろうか。

私もそうありたいものだ。

勝手だが、師匠と呼ばせて頂こう。

だいたいここに来ている方々はほぼ先輩である。

敬って然るべきだ。

準備を始めると、雨が降り出す。

なんというタイミングだろう。

だが、この筋トレにおいて雨はマイナス要因では無いはず、しかも、私は橋の下だ。

むしろ地形効果で言えば1番いい場所にいるとも言える。

そして早速筋トレを始める。

いち、に、さん……、

どうだろう、あの釣り人のように、スマートに写っているだろうか。

筋トレの投げ方、立ち振る舞いを正し、格好が良いように振る舞う。

橋の下はかなり浅場のようだが、ルアーの動きを確かめる。


そして、いかにもルアーマンがやりそうな俊敏な動きで何投か振ってみる。

いい具合だ。

構えから振るまでの間隔が異様に短く、早送りのように素早く振るのだ。

うむ、いい具合だ。

私は調子に乗って次々と振る。

巻き上げてから振るまでが速ければ速いほどそれらしく見えるはずだ。

何投めかで、突然ラインが止まる。

私は何が起きたか分からず、思考が止まる。

暗闇の中、ラインを確認する。

今まで見た事ないような、まるで今の私の心境のように複雑に絡み合っている。

絡み合いに仲裁を加えること10数分。

この複雑なリールの絡みに絶望感を覚え、本日の筋トレは終了とした。




なんだよもう。またこのオチ?

2023年12月7日木曜日

毎日荒川 ヨルアー釣り 12/04 三日坊主

皆様どうもこんばんは。

荒川での筋トレも3日目を迎えた。

昔から言葉があるように、ここを乗り越えれば続くはずだ。

今日は新着のルアーがあるなど、3日目を気合を入れて筋トレに励みたいと思う。

今日は風が全くない。

ルアーをセットし、渾身の限り釣竿を振り、丁寧にリールを巻く。

風もなく、流れも穏やかで、川面はまるで鏡でも置いてあるかのように冷静だ。

その中でも時に魚が跳ね、鳥が声を上げた。

今日もミノーを投げてみる。

ナイトゲームではミノーがよい、などと言うネット記事を読んだ。

何が良いのかは正直よく分からない。

だが良いのだ。

何故ならこれは筋トレだからだ。

私は魚や鳥の声に耳を貸さず、しっかり筋肉を踊らせた。

風がなく、ルアーの飛びも良い気がする。

ルアーも気持ちよく泳いでいる。

しかし、今日何かがルアーに食いつくことはまず無いであろう。

そう、3日目は坊主と昔から言われているからだ。

納竿。




風がない日はいいですね。

2023年12月6日水曜日

毎日荒川 釣り ヨルアー筋トレ 12/03 

皆様どうもこんばんは。
夜更かし万太郎です。

昨日から始めた筋トレだ、心に決めたからには行かねばなるまい。

私は筋トレは昔から続いたことがなく、持って1週間だ。

一方、ランニングは比較的続き、土手を年中走っていた。

何時でも無心に、何も考えず。

頭が空っぽになる、と言うのは時として必要なことだと、私は思う。


だが、あの頃の私とは明らかに違う。

あの頃のように無心になれるだろうか。

早速今日などやや風がある。

風が冷たいので、風よけも兼ねて、橋の下などどうだろう。

と、思うもこの時期、この時間に先客だ。

私は適当な場所で準備を始めることにした。

私は準備を進め、ルアーを結びつけるとつまらない思考が頭に流れ込んできた。

荒川筋トレはなかなかの人気だ。

荒川は広いので荒川で何かが釣れた、と言っても東京埼玉を流れ173kmあるらしい。

これだけ長ければ生態系も変わるのではなかろうか。

風が身に染みる。

もう少し暖かい時期から始めてれば、という後悔はあるものの、続けるのであればいつ始めても構うまい。

だが、風の強い日や雨の日は休みになるだろう。

筋トレを始めても思考が止まらない。

釣れる釣り場には必ず人がいるものである、というのであれば、この荒川でもじきに何かが起きるかもしれない。

風邪はややあるが、釣竿はしっかり振れるし、ルアーも風に流されてはいないようだ。

左の方でりんりんと鈴がなる。

置き竿を置いている方に何かあったのかもしれない。

そもそもここに、いったいどんなものがいるのだろう。


釣った、という話は聞くものの、釣れている現場は見たことがない。

果たして魚などいるのだろうか。

淡水であるからコイやフナ、バス、ブルーギルもいるのだろうか。

バスは外来魚として生きたまま持ち歩いては行けないなど、何やらルールがあったはずだ。

と、先程から思考が止まらない。

筋トレが身になっているのか心配になるほどだ。

そういえば…………


思考の止まらないまま、あっという間に1時間がたち、ふと使用していたルアーを見る。


シンキング・ミノーと書いてあった。

納竿。




落ち弱め?まあまあ続きます。なんも釣れんけど腕のせい?魚いる?寒い?もうダメ?

2023年12月4日月曜日

荒川 釣り 12/02 筋トレその1

どうも皆様、おはようございます。
ぷよ万太郎です。

お腹がでてきた。

昔は腹筋も割れ、体脂肪率一桁を維持していた私であるが、今は見る影もない。

考えてみれば当然であり、不平を言うのもおかしい。

何せ20年以上放ったらかしだ。

20年あれば、建物も朽ちるし、車も大抵廃棄され、生命も寿命を迎えるものも多い。

人の腹などどうにでもなるだろう。

やり直しを計らなければなるまい。


私が大学に通っていた頃、研究室の教授が剣道をやっていたとこと。

その教授が毎朝屋上で素振りをしていた。

毎日だ。

やはりその教授は60を過ぎていたがとても健康的であった。


素振りだ。

思い立ったが吉日、夜の10時を過ぎていたが、私は釣竿を握りしめ、荒川へ向かった。

毎日やるのであれば、短時間、1時間程度が望ましいだろう。

そして、こんな時のためにカバンに入れてあったのが上のものだ。

素振りついでである、せっかく素振りをするのだから、釣竿にラインがあった方が良いだろう。

そしてラインがあるのであれば、その先には何か海に投げて不自然でないものを括り付けるべきだ。

私はバイブレーションと書かれたものから試してみることとした。

ダイソーで購入したものはいささかチープであるが、ど素人が使う分には上出来だ。 

準備を整えると、早速海へ向かって釣竿を頭の上から振りかぶり、素振りを始めた。

ひとつ!

…………。

ふたつ!

…………。

みっつ!

…………。

1つ振る毎にゆっくりとリールを巻き、丁寧に、ラインをリールに戻した。

筋トレだ。

一振ごとに身体中の筋肉が悲鳴を上げ、めきめきと音を立て筋が切れていく様が想像できた。

そして、リール1巻ごとに指1本1本から手の甲へ稲妻が走り、二の腕から背筋にかけて痛みの神経を伝達する。

向きを変え、巻くスピードを変え筋トレを続ける。

ここのつ!

…………。

とお!

…………。

つぎ、胴!

私は、大きく横ぶりを初めた。

相手の腹の位置に向け、右から、左からと交互に釣竿を振り抜いた。

ひとつ!

…………。

ふたつ!

…………。


…………………………


ここのつ!

…………。

とお!

…………。

ラスト、突き!

私は腰をやや低くし、下半身のバネを利用し、一気に前へ踏み込み、同時に相手の喉元に向け、釣竿を突き出した。

ひとつ!

…………、釣竿がしなり釣竿の先端が跳ねとルアーの動きが震えると、見事にほさきと絡まった。

…………、私は複雑に絡み合ってしまったラインを丁寧に手繰り、暗闇の中ヘッドライトをつけ、絡みを解消させる。

かなりの時間を要し、体も冷えてしまった。

さて……、

腕時計から、1時間経過のアラームがなる。

私は寒さに歯を震わせながら、帰路にたった。

納竿?





ダイソーのクランクベイトがぶるぶるして面白かった!

2023年12月3日日曜日

荒川 釣り 12/01 ラビリンスの向こう側

皆様どうもおはようございます。
コスモを見た万太郎です。


先日、荒川のハゼの巣ラビリンスを発見し、僥倖し、驚愕した。

この時期にこれだけの活性がある魚群の巣があるのであれば、その周辺も勿論活性化しているに違いない。

私は改て調査に乗りだした。

しかし、なんの手立てもないまま行ってもまたあの、ハゼの巣ラビリンスに絡め取られてしまう。

沈めてダメなら浮かすしかない。

浮き釣りだ。

私は準備を進め、荒川に乗り出した。



現場に入ろうとすると既に調査員の方が一方いらっしゃった。

この現場は確かに調査対象としては面白みのある場所である。

私は少々場所を移動し、釣り座を作った。

今日もこの時間は満潮。

ラビリンスの攻略はとても難しい。

調査飼料はアサリとする。

ハゼに覿面であり、コストパフォーマンスも良く、手に入れやすい。

仕掛けを作っていてハゼ針がほとんどないことに気づく。

前回、ラビリンスに多数吸い込まれたからだ。

大事に使用せねばならない。

仕掛けを作り、ハゼの巣に届かない程度に棚を作る。

分かっていたことであるが、荒川はなかなか流れがあり、浮きがすぐに流されてしまう。

ガン玉を多めに取り、仕掛けをしっかりと沈める。

しかし流れの先でラインが張ると仕掛けが流れに持っていかれて、浮きが寝てしまう。

これは厄介なことであるが、逆に、これを計算した上で棚を作る。

普段寝ているが、仕掛けが持っていかれると浮きが立つという寝浮きの原理だ。

これがなかなか上手く行き、少し待つと浮きが立ち上がってきた。

私はここぞと竿を振り上げると、アサリについていたハゼが途中でふらりと落ちた。

いける。

私はこの原理で浮きが立ち上がるのをしっかり待ってみた。

いける。

と思ったのも束の間、やはりその下はラビリンス。

根がかっている。



私は仕掛けが外れないよう、四方に竿を誘導するも、結局仕掛けの部分はラビリンス吸い込まれてしまった。



ハゼ仕掛けがなくなり、仕掛けを探すと、投げ釣り用の3連針が見つかる。

いい機会だ。

ラビリンスの向こう側はどうであろう。

私は浮きを外し、軽い重りをつけ3つの針にアサリをつけ、ラビリンスの1m向こう側へ仕掛けを投げる。

そういえば、夏場ではあるもののここでキビレが見つかったことがある。

ラビリンスの向こう側に、何かがあるかもしれない。

私は期待を持ってアサリの動向を見守った。

反応あり、か?

仕掛けを上げてみると、アサリが体積が減っている。

何かにやられた証拠だ。

私はもう一度少し違う方向へと仕掛けを投げる。

探るようにじわじわと仕掛けを動かす。

まただ。

何かに齧られている。

少し様子を見て、仕掛けを引き上げようとする……何かがいる……何かがいる……





気づくと、私は後ろの壁にもたれかかっていた。

そして、アサリはしっかり無くなっていた。

ハゼノスの迷宮に迷い込み、今度は幻覚を見させられたようだ。

そしてアサリもない。

この辺り、活性も強いが、ハゼの巣が相当大きく広がってしまったいる。

この地形を把握することが出来れば、この周辺の魚の活性も手に取るように分かるかもしれない。

私はまたしても荒川にアサリを全て飲まれ、退却を余儀なくされるのであった。

納竿。




根掛かりは恐れるな、とは言うけれども。恐ろしや。