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2023年11月15日水曜日

階下の黒い悪魔

 皆様おはようございます。

万太郎です。


私は家の3階で寝ているのだが、社長は1階に部屋を持っている。


社長はいつも部屋にいるため、3階まで来ることはほとんどない。


だが。


にゃーん。


時計を見ると朝の5時である。


朝方、空腹のときのみ、我慢ができなくなると現れるらしい。


適当に撫でてごまかそうと、頭をぐりぐりやると嫌そうに払いのける。


無視して寝ようとすると、にゃーん、と声を上げる。


仕方がない。


と、ここまでは今まで実はよくあったのだが、じゃが丸が来てからというものこの社長が3階に来るというイベントは激減した。


じゃが丸は階段の近くの檻の中で生活しているのだが、近くを通るものすべてに吠え掛かるのだ。


この日も、私が2回まで下りると、バウバウ!と大騒ぎをする。


社長もこれがイヤなようで、階段の真ん中で、一度下りるのを躊躇するのだ。


私が下で待っていると、勢いをつけており始めた(といってもものすごくノロい)。


階段を下りて檻の目の前に行くと案の定、バウバウ!とじゃが丸が吠え、社長は全速力で階下へと目指す。


じゃが丸は暴れ足りないのか、檻の天井をがりがりと爪でひっかいている。


ようやくここで、専務がなだめようと、檻に近づいてきたのだが、檻からバウバウ!ガリガリ!と大暴れするじゃが丸を見るや否や、くるりと方向を変え、自分の部屋へと戻っていった。


まったく、と誰もいなくなったので、じゃが丸の檻を開けると、全速力で飛び出し、どうやら社長が2階から1階の間で待っていたようで、これを追いかけ、階段をころころと落ちていった(じゃが丸は階段を降りれない…)。





もちろん、じゃが丸無傷です。やんちゃすぎるのも考え物ですね。

2023年11月8日水曜日

新人 じゃが丸 11月8日

皆さま。
おはようございます。
不安障害、万太郎です。

久々の登場になるが、社長がにゃーと言っている。

腹が減ったのかとカリカリをしゃらしゃらと皿に入れてみるもなにか違うらしい。

ついでに専務にもご飯を皿にいれてやる。


だが、専務はお腹が空いてないのか、落ち着きなく特に興味も示さずうろうろとしている。
にゃー。

11月なのに暑いので水か、と思い新しい水に変えてみる。

にゃー。

いや、どうやらこれも違うらしい。

よくよく観察してみると、部屋の隅を凝視している。

視線を追ってみると、何かいる。


黒い毛むくじゃらが檻の中でこちらを見ている。

バウ!

そしてはるか後方からにゃーと聞こえる。

新人らしい。

バウ!バウ!バウ!

黒野じゃが丸というらしい。

バウバウ!

外に出せ、と訴えているようだ。

バウ!

かなりうるさい。

見た目も狼のようだ。


後ろを振り返ると、専務は完全にビビっている。
もう、くーん、とも言わない。


しかし、この黒いやつよりは私は先輩にあたる。

威厳を持って接しなければならない。


おすわり!などと一通りの号令をかけてみるも全く言うことを聞かない。

こ、こいつめ。

いいだろう。

そこから出てこい。

社会の厳しさを教えてやる。

私は檻の引き戸をあけ、新人じゃかまるに体で教えてやろうと考えた。

引き戸が開くとじゃが丸は勢いづいて私の方へ突進してきた。

ばかめ、これが若さというものか。

私は仁王立ちでじゃか丸を待ち受けると、じゃか丸はそのまま、私の足の下を駆け抜けた。

肩透かしを食らった私は、一瞬遅れてじゃが丸の方を振り返る。


さきほど、私がが専務にあげたご飯にむさぼり着いているじゃが丸がいた……






新人のじゃがまる、やんちゃです。
よろしくおねがいします。

2017年4月19日水曜日

新人歓迎会 ~若洲サイクリング~

どうも皆様おはようございます。
万太郎です。



 事務所で社長に海老被害の報告が終わると専務に呼ばれる。


くーん(おい、新人も入ったことだしわかってるよな、あれやらなきゃな。あれ。)

鉄郎の歓迎会のことだろうか。

くーん(サイクリングだよ、サイクリング。)

そんな話今まであったのかと思い巡らせたが、記憶にひとつもない。

くーん(さあ、行くぞ。)

専務は嬉しそうにリードをくわえて走り回っている。

そういうことで、鉄郎と家族、専務を連れ、若洲海浜公園にとんぼ返りした。



 そういえば、サイクリング等やったことない。

午後の若洲海浜公園は駐車場で並んでいる。

15分程並んで駐車場に止める。

待ちきれなくなった子供と専務が勢い良く車から飛び出す。

そしてやはり、自転車貸し出しコーナーも並んでいる。



 ここで若洲のレンタル自転車についてまとめておこう。

大きく分けて3種のレンタルがあり、①普通、②特種、③電動とあり、それぞれレンタルの受付場所が違うので注意が必要だ。

普通は園内を回ることのできる自転車で、いわゆるママチャリとタンデムというのがある。

タンデムとはサドルが二つ、ペダルが二つ付いたもので二人乗り専用の自転車だ。



特種とは10m四方程度の中のみでの使用となり、園内を自由に運転できない。

しかし、正に特種な自転車がたくさんあるので、これはこれで楽しめるはずだ。



電動(バッテリーカー)はこぐのが楽チンな電動自転車というわけではなく、遊園地に良くあるような、パンダさんの乗り物だ。



 10分ほど待っただろうか。

私はタンデムを借り、娘と普段は行くことのない巨大風車へと走らせる。



自転車に乗るのは随分久しぶりだ。

後ろで娘も漕いでいるので楽チンである。

普段遠目にしか見ない風車を眺め、その大きさに改めて震撼する。

そして、子供の遊具が多数ある広場を回る。

私の海老やイソメの護衛はここで役に立っているのだろう。

子供から大人まで屈託のない笑顔で遊んでいる。

私はまた、改めて自分の任務の大きさを実感した。



    一度サイクルセンターに戻ると、専務に挨拶して、堤防の方に向かう。

いつものトイレ、いつものショップを自転車から眺めるのは新鮮だ。

堤防、人工磯を右手に高台から海を望む。

いつもいる前線を高台から自転車に乗って眺めると、いつもとは違う風景に驚く。



 こんなに広かったのか。

海老の護衛だ。

竿先や道糸、浮きばかり集中してしまう。

だが、広い視野での護衛も必要なのかもしれない。

今回は公園すべてを一周するのは辞めておいた。

妻とともに専務をサイクリングセンターに残してきたからだ。



 一通り遊び、楽しかった、また来たいなどと感想を述べあいながら、車に戻る。

後部座席のドアを開け、私はしまったと思う。

そこには鉄郎がふてくされた姿で横になっていた。



2017年4月13日木曜日

装着せよ。強き自分。

どうも皆様おはようございます。
万太郎です。



事務所に戻ると珍しく専務がお呼びだ。

いつもなら駆け寄ってくるのに。



くー、(今日はな、新人だ、新入社員を紹介するぞ)

確かにそういう季節ではあるが、私が言うのもなんだが、この組織に人が必要なのだろうか。


くーん(今日は本人は来てないんだが、これだ)

と、おもむろに人型のなにかを取り出した。



これは・・・?

くーくー(どうだ、かっこいいだろう、実はな、今本体は発注中なんだ。)

本体? 発注?


私は専務の言っている意味がわからず何から質問をしたらいいのか戸惑っていると、

わん(明日か明後日には届くと思うんだ、宜しくね。)

と、言いたいことを言って部屋を出ていこうとする専務を呼び止める。


いや、あの・・・

くーん(そうそう、募集要項は、少しくらい濡れても平気そうなこと、男性が好きそうなフォルムをしていること、ポケットサイズ、体が動くこと、直立できること、そんなとこかな。釣りブログだから。)


いやそうではなく・・・、権利問題とかは平気なんですか?

私は声を潜める。

くーん(おれも考えたんだけどな、下とか右に紹介を載せておけば平気なんじゃない?ほら、それっぽいものも追加しておいたし。)


いつの間にかサイドバーに社長と専務の写真が・・・。

これに紛れ込ませて広告を載せれば何をしても問題なかろう、と・・・。

グレーだ。

濃いグレーが薄いグレーに、いや、全くなっていないかもしれない。

しかし・・・。

考えてみれば、問題になるほどのブログでもない。

この程度の冒険でおどおどしているようでは決して大成はできないであろう。


私は新人の到着を待つことにした。





不定期連載恋愛携帯海老SF小説
第五回
前回
海老美との話はとても楽しい。天真爛漫という言葉が合うのだろう。なんでもうれしそうに楽しそうに話すし、嫌な事、嫌いなことは口を尖らせて話し、最後はしっかりと笑顔で終わらせる。本人が楽しそうだから、聞いている方も自然と笑顔になる。ただ、時々楽しそうに話していたと思ったら、目の焦点はどこへやらぼーっとすることがある。もちろんそんな時でも話しは聞いているし、見る人が見るとそれも魅力的に写るのかもしれない。自分で作ったというお弁当の写真を見せてもらった時にいろいろ話したのだが、家事も多分それなり。 でも普通はそれで十分だ。肝心な記憶についてだが、学校以外の話をしてみたり、当時流行っていたもの、海老美がどんな友達がいたか等、思い出せることはすべて話した。僕が所有する写真なんかも見せることができればよかったのだが、親とは喧嘩別れをして出てきてしまったので、昔の名残のあるものは何もなく、今更親に連絡することもできなかった。海老美の親が記憶についてどう思っているのか聞いてみたところ、いろいろ教えてはくれるのだが、やっぱり思い出せないし、ちょうど僕と出会っている頃の写真は一枚もないらしい。ひとつだけ僕らが昔合ったことがある決定的な証拠があった。昔僕が彼女にあげた赤くて丸い小さなキーホルダー。僕は彼女がまだそれを持っていてくれているのを見て大はしゃぎした。肝心の彼女は気づいたら持ってたっていって、やはりなにも覚えてはいないようだった。

海老美のことでもう一つ気づいた不思議なことは・・・

2017年4月7日金曜日

新たなる課題

どうも皆様おはようございます。
万太郎です。



 事務所に戻ると専務が奥の方でいじけている、ように見える。

この間のことで社長に怒られたのかもしれない。

かわいそうなので声をかけてみた。



くーんくーん(おいおい、こないだ大変だったぞ、社長に呼ばれてるのに散歩つれていきやがって、あのあと社長のところいったら、3時間無口なんだから。仕方ないから一人でしゃべったよ3時間。そのあとも…)

元気そうで何よりだった。

いやでも、専務だって散歩って言った途端ノリノリだったじゃないですか。


くーくー(いやそれはお前、「散歩は飯より好き」とかって言葉もあるだろ、散歩持ち出したら仕方ないってもんよ。)

それで、それはなんですか?


くーん(これな、好きそうだと思って買ってきたんだよ。ジョージーズな。こういうの好きだろ。)

植物は好きは好きなんですが、商品を勧める的なことはあまり得意でなく・・・


くーくー(大丈夫だよ、別に誰も買わないから。そう言うんじゃなくてよ、ほら、あれだよ、ネタ、ないんだろ?)

私は図星を指されて天を仰ぎ見た。

確かにそうだ。

土日雨だったり、梅雨になんか入ったら、世間は雨季だが私の心は大干ばつになる。

雨季のネタはいったいどうしたら…。


ワン(俺と遊ぶんだ。若洲付近でな。)

え、専務と?なぜ?


くーんくーん(だって、このブログは若洲専務悦隊だろ。)

だじゃれ…か。

 私は目を瞑って点を仰ぎ見た。



専務には努力賞のボーロをあげた。


 ※こんなんでも釣ブログ。



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不定期連載恋愛携帯海老SF小説
第四回
前回
海老子はとてもよくできた妻だ。家事は掃除、洗濯、料理と一通りできるし、僕の話にも上手く合わせてくれるし、聞き上手で、何か困ったことがあったら的確なアドバイスができる聡明さも持ち合わせていた。その頭の良さからか、ずばり、なのかぎくりなのかすごく鋭い指摘をすることもある。外見も嫌味のない誰からも好かれそうなきれいな顔立ちである。彼女を裏切るつもりはないけれど、海老美は取引先の相手だ。そして自分の記憶について困っている。幼なじみということもあるし、助けるのは問題ないだろう。そういう意識もあり、僕は海老美と合うのはできるだけ仕事で合う必要になったときだけ、プライベートには支障をきたさないように決めた。ただ、やはり鋭いのだ。「最近いいことあった?会社に可愛い子が入ってきたとか。」と聞かれ、ぎくりとするも、そんな事ないよ、取引が少しうまくいき始めただけさ、と、嘘ではない回答をしておいた。海老子はいたずらっぽい顔をして、すぐに笑顔に戻った。

海老美と会合を重ねていると気づいたことがいくつかあった。

いつか続く

2017年4月1日土曜日

U S O believe me

どうも皆様おはようございます。
万太郎です。



 4月1日はエイプリルフールである。

嘘をついてもよいといわれるアレである。

当ブログでも参加しようといろいろ考えてみる。


若洲で3メートルのマグロ、

私の海老被害200匹、

ブログの閉鎖、

実は社長が猫で専務が犬 ・・・

うーん。





 手の込んだものは面白いと思うが、所詮字面だけのブログで面白い嘘をつくというのはとても難易度が高い。

嘘と言っても、インターネッツの世界は基本的に投げっぱなしになりフォローのできない世界なので、嘘とわかる嘘でないといけない。

このブログを閉鎖します、などという嘘は読者様にふーん、と思われてしまうだけだ。

突拍子がなさ過ぎても良くない。

嘘とは格も難しいものか。





 そもそも、私に嘘をつく、という事が向いていないのかもしれないな。


そう結論を出し、海老被害200匹を出して若洲で釣れた3メートルのマグロを横目に見ながら、傍にいた猫と犬を撫で付け、デスクのコンピューターに「ブログの閉鎖」と打ち込んだ。




不定期連載恋愛携帯海老SF小説
第三回
学生の頃、部活で頭を打った友達が一時的にその試合の内容を覚えていない、軽い脳震とうには遭遇したことがあるが、こんな長いスパンでの記憶障害を目にするのは初めてだ。本当にあるんだな。何から切り出したものだか。その当時の学校のことや、友達、先生、イベントごとなどについて話してみたが、やはり記憶にないらしい。昔の事は海老美も気になっているだろう。今後の取引のこともあるし、しばしば合ってみないかと提案すると、海老美はとてもうれしそうに頷いた。その後、海老美は今の会社の話、海老田という嫌な上司の話や、最近の趣味やテレビ、友達のことなど他愛もないことについて、楽しそうに話した。海老男は、特に聞かれなかったし、自分から言うことでもないので海老子と結婚していることについては言わずにいた。海老美との時間はあっという間に過ぎてしまった。
ちょっとした罪悪感とともに家に着くと、海老子がリビングで待っていた。
「遅かったのね。」

続く

2017年3月29日水曜日

復帰への謝罪

どうも皆様おはようございます。
サウナは労働@万太郎です。



敵前逃亡。

犯してしまったものはもう仕方がない。

普通の組織であれば、首になってもおかしくない。

事務所に机がなかったとしても、花が飾られてあったとしても、何も文句は言えないだろう。

しかし、湯に浸かり、海老やイソメの気持ちを検め、改心した。

土下座をしてでもやり直したい。

専務、社長にお願いするのだ。

事務所に戻り、ドアを開けると、こちらが駆け寄るより早く、専務が駆け寄ってくる。



常人離れした聴覚と嗅覚を持っている。

ワン(温泉どうだった?ペットホテルに預けやがってこの野郎。ま、狭いとこだったけど、一日散歩2回だったからいいけどよ。)

普段ならワンなどと鳴いたら躾のために怒らなければならないのだが、今日はそういう日ではない。

すみませんでした。

くーん(まあ、いいんじゃね、こないだ飲みに行ったしな)

こんなところで役に立つとは。

飲みニケーションも捨てたものではない。



くー(社長にも言っといてやったぜ、あいつは帰ってくるって。相変わらず無言だったけどな。)

社長と専務はあまり仲良くはないはずなのだが、意外である。

どちらにせよ、専務には感謝せねばなるまい。

くーん(で、お土産あるんだろ?温泉まんじゅう好きなんだよ。温泉卵でもいいし。あ、なにかおもちゃかな?)


…お土産を買い忘れた私はボーロをあげてごまかすことにした。

2017年3月25日土曜日

荒れ気味の週末

※これは釣りブログです。

 どうも皆様お疲れ様です。
ビールも発泡酒もわかりません@万太郎です。



 やっと週末だ。

専務から飲みの誘いをいただき、一緒に居酒屋へ。



専務と酒を飲むのは初めてだ。

じゃれてきて鬱陶しいのもあってか、酔いの回りが早い気がする。




 挙げ句、専務に絡む。

だーからだめなんすよー。せんむー。あ、すーませーん、生ひとつお願いします

くー(お、普段真面目そうなくせして酔うと面白いな、散歩いくか。)

おー、いっすねー、専務、散歩好きですよねー。仕事してるんですか。

くーん(当たり前だ、仕事は食う、寝る、遊ぶ、散歩だ。)

専務、古いっす、いくつですか、まだ1歳とかじゃなかったですか?

くーんくーん(いーんだよ、こまけーこたーいーんだよ。海老被害0でもいーんだよ。ボーズブログでもいーんだよー。よし、散歩いくか。あ、すいませーん、牛乳わん、あと、もつ煮わん、鶏皮わん、で。)

何かちょっとバカにされたような気がしたので、酔いに任せて専務をわっしゃわっしゃ掻き回した。



喜んでいるようだから困ったものだ。


何故か誘われた挙句、1年目である私がお勘定をし、居酒屋を後にした。

2017年3月13日月曜日

専務と散歩へ。

皆様おはようございます。
鼻水万太郎です。



もうそろそろ、専務の散歩がごまかしきれなくなってきたこともあり、散歩に出掛けることにした。



ハッハッハッ(今日は釣りは行かないのか?釣りは。まあ、散歩行ければいいんだけどよ。)

実は、釣りに行けなかったからネタ作りのために散歩に来たなどと言えず、黙って歩く。



ハッハッ(あとボーロな、こないだのとか、うまかったぞ。)

話をごまかすために与えたとも言えず、黙って歩く。





ハッハッハッ(ジャーキーもうまかったぞ。あれはいいものだったな。)

話を終わらせるために与えたなどと言えず、黙って歩く。



くーくー
公園の近くで足を止め、公園に行きたがっている、ように見えるが実は違う。
(毎週釣り行くのはなかなか難しからな、まあ、がんばれ。)

専務…。たまにはいいことを言ってくれる専務に感動し、公園で5分延長で遊んであげることにした。



作りました。クリックに感謝。

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2017年3月10日金曜日

貴様、政府の犬か(誉め言葉)

どうも皆様おはようございます。
花粉で夜も眠れぬ万太郎です。


 事務所に戻ると、靴を脱ぐより早く専務が駆けつける。



ただ撫でてほしそうに見えるが実は違う。

くーくー(もうそろそろネタに困ってるんじゃないか?ネタに)

「いや、実は昨日社長から・・・


くーん(食レポやれよ、食レポ、よくあるだろあれ。写真取っちゃうやつ。ついでに散歩に行くぞ)

「確かに、食レポもいいですね。ブログですし。」


くー(若洲の公園に行ってるんだろ、公園めぐりもいいんじゃないか、散歩がてら、な)

「なるほど。」


くーー(あと、動物撮ったり、ほら、な。)

「いや、専務。ここはあくまで釣りブログです。自分のペット、特に猫や犬の写真を載せる等、私は反対です。」




くーんくーーん(あっそ、まあ、いいや、散歩行くぞ、散歩)



少し事務所でのんびりしたいので、ジャーキーをあげてごまかすことにした。

2017年3月2日木曜日

専務

皆様、どうもこんばんは。
万太郎です。


事務所に戻ると専務がお呼びだ。

というか、駆け寄ってくる。




物言わぬ社長と違い、アピールが半端ない。

これは一見、ボーロを欲しがっているだけに見えるが実は違う。


くーん、くーん(釣りゲームやってるみたいじゃないか。)

どうやらブログを見ているらしい。

くー(最近釣り場にも連れてってくれないし)

それは、この時期は寒いですし、魚の動きも悪いですし。

くー、くー(それと、マラソンやってるんだってな、マラソンはいいぞー、釣りなんか辞めちまえ、よし、散歩行こう)


話がややこしくなりそうなので、ボーロをあげてごまかすことにした。