どうも皆様おはようございます。
万太郎です。
前回メジナ被害が出た。
今回はどうだ。
人口磯に釣り座を作る。
マキエを作り、仕掛を作る。
前回の釣行で竿の先端が折れてはいるが、問題なく使えそうだ。
様々な検証も兼ねて、ウキが沈み込むことの増えた昨今、海老の行方不明がどの程度なのかもついでに検証したい。
まず、手元の海老の数を数えよう。
パックの中からすべての海老を出し、1,2,3…、と数えながらパックに戻す。
途中、隣で騒いでいた小学生が祖父に歳はいくつだったか聞かれている。
8、と子供は元気よく答えた。
海老の数は17だった。
思ったより少ないがそんなものなのだろう。
さっそく海老の護衛を始めよう。
今日は、昨日の夜半の雨のせいか、強風のせいか、水が濁っている。
こんな日は魚の活性も低そうだが、チヌは水の濁りを好むという。
メジナからの護衛を目的にしたマキエだが、そちらの方も気を配らねばなるまい。
と、そんな折、ウキが沈む。
私は冷静だ。
海老が魚に襲われないよう、しっかりとエスコートし、魚をやり過ごす。
ウキは何事もなかったかのように、先ほどの深さまで戻り、平静を取り戻した。
しかし。
仕掛を引き上げると、海老がいない。
このところ、よくあるな。
新しく海老を付け替え、同じ位置あたりに投げ込むと、すぐさまウキが沈んでいく。
大丈夫。
なんでもない。
しっかりと魚をやり過ごす。
しかし、やはり海老がいなくなっている。
すばやく海老を付け替え、手返しをする。
マキエを撒く手にも力が入る。
これ以降は同じ場所ではウキの沈みは確認できなかった。
その後も、ウキの沈みはなくとも、ぽつぽつと海老は海の中に消えていった。
ついつい、マキエの使用に力が入り、いつもより早く、マキエがなくなる。
時間も時間だ。
もうそろそろか。
最後に、海老を数えてみよう。
パックから残りの海老を手の平にあけ、パックに戻しながら数を数える。
1,2,3…、と数えていると、隣の小学生と祖父が話しをしている。
おじいちゃんって何歳?
68だよ。
さて、海老の数は…、73?
増えている?
とんでもなく増えている。
どういうことなのか。
若洲海浜公園の時空間のねじれ、風水の状況、今朝の夢占いの結果、北斗七星の近くに死兆星が出ていないか、私はありったけの経験則と情報を頭の中に巡らせた。
そして、私は一つの結論にたどりついた。
答えは初めからわかっていた。
簡単なことだった。
世の中に不思議なことなど何一つないのだ。
答えは、そう、行方不明だ。
戻ってきたのだ。
今まで行方知れずになっていた海老戦士達が。
私は海老にご苦労様、とねぎらいの言葉を掛け、釣具を納め、帰路に着いた。
海老被害 0
小学生は人口磯でハゼ2匹釣れたみたいです。私ゃボーズ。
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